相鉄の新型車両「13000系」が2026年度グッドデザイン賞を受賞
相鉄グループの相鉄ホールディングス㈱と相模鉄道㈱は、2026年3月から運行を開始している新型車両「13000系」について、10月15日(木)に2026年度グッドデザイン賞【主催・(公財)日本デザイン振興会】を受賞しました。相模鉄道の車両による同賞の受賞は、「9000系リニューアル」、「20000系(相鉄・東急直通線用車両)」、「12000系(相鉄・JR直通線用車両)」に続いて4度目となります。
相鉄グループは、2017年の創立100周年および東京都心への直通運転開始を機に、ブランド価値や認知度向上を図る「デザインブランドアッププロジェクト」を展開しています。13000系はその第2フェーズとして製造された相鉄線内専用の新型通勤車両で、これまでのデザインコンセプト「安全×安心×エレガント」に「未来」を加え、前面に海の生き物のような流麗な造形を採用しています。
審査員からは、ネイビーブルーの車体色を第二世代としてアップデートした点や、ボルト露出部をカバーで隠し、ライトユニットを側面まで回り込ませてサイドカバーにつなげた有機的な雰囲気、ライトカバーのロゴやライト内の錆色アクセントといった仕掛けが評価されました。
生成AIの活用と車両外観の特徴
デザインの過程では、スケッチから作成した3Dモデルを生成AIに学習させ、出力された何千ものバリエーションから選定・修正を重ねる手法が採られました。
外観には、ホームから横顔が美しく見える新設計が施されているほか、前照灯の両端部に「Concept Emblem(コンセプトエンブレム)」、前照灯内部に線路の色をイメージしたさび色の配色を取り入れています。さらに、車両前面中央部には「YOKOHAMA NAVYBLUE」のマット色を施した「センターパネル」が新たに導入されました。
車内装備と環境性能


車内はグレー色を基調とし、相鉄・JR直通線用車両「12000系」と比較して先頭車の座席数を6席、1編成あたり12席増加させました。ガラス製の荷棚・仕切り・貫通扉や調光調色式のLED照明を採用し、全車両にベビーカー・車椅子用のフリースペースを確保しています。優先席および一般席の一部には、立ち座りを容易にする「ユニバーサルデザインシート」が導入されています。
セキュリティ面では車内防犯カメラを設置し、空気環境対策として「ナノイーX」搭載の空気清浄機を各車両に1台搭載しています。環境面では、12000系と同型のIGBTタイプのVVVFインバータ制御装置を導入し、当社既存車両と比較して1両当たりの走行にかかる電力使用量を最大39%抑制できます。
なお、同車両の実車は、相鉄本線 瀬谷駅付近で開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の相鉄グループ出展ブース「SOTETSU PARK(そうてつぱーく)」でも展示される予定です。


車両の概要
- 車両名称:13000系
- 営業運転開始日:2026年3月30日(月)
- 導入編成数・両数:1編成(8両)
- 車両製造会社:㈱総合車両製作所
本記事は相鉄ホールディングス㈱および相模鉄道㈱の発表をもとに作成しました。

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