AI検品プラットフォームAUDERが2026年度グッドデザイン賞を受賞
AUDER株式会社が提供するAI検品プラットフォーム「AUDER」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。同プラットフォームは、物流現場の検品作業をスマートフォンで完結させるサービスである。「物流の2024年問題」や改正物流効率化法の施行を背景に、現場の業務効率化やサプライチェーン横断のデータ連携を実現する仕組みが評価された。
「AUDER」は、入荷からピッキング、出荷に至る倉庫業務のユーザーインターフェースを、スマートフォンのタッチ操作を前提にゼロから設計したプラットフォームである。カメラに複数の商品をかざすだけで一括認識し、賞味期限の読み取りにも対応している。
従来の物流現場では、高価な専用ハンディターミナルや紙帳票に依存した運用が事務コストや作業ミス、属人化を招く要因となっていた。「AUDER」の導入により、1点ずつのスキャンや紙の帳票・検品票への記入が不要となり、これらの課題解消につながるとしている。
拠点をまたぐ物流情報連携の実現

同サービスでは、出荷元で一括検品したデータを納品先へ連携する機能を備えている。これにより、納品書の発行や運搬、納品先での再検品作業を削減できる。納品先ではパレットをスキャンして照合するだけで受領作業が完了するため、トラックドライバーの拘束時間短縮にも寄与する。
単一企業内の業務改善にとどまらず、産地、メーカー、卸、小売といった拠点を横断したデータ連携基盤を構築することで、物流業界全体の労働生産性向上に貢献することを目指している。

審査委員による評価と受賞概要
審査委員は、物流現場の作業をスマートフォンのみで完結できるようにして業務効率化を図った点に加え、現場担当者との協議を重ねて産地・メーカー・卸・小売の拠点を横断したデータ連携基盤を構築した点を高く評価したとしている。
受賞の概要は以下の通り。
- 賞:2026年度グッドデザイン賞
- 対象:AI検品プラットフォーム / AUDER
- 受賞代表者:AUDER株式会社 代表取締役 各務友規
- プロデューサー:各務友規、伊藤大平
- ディレクター:西将輝、加治屋輝、中山茜
- デザイナー:齊藤ひかる
AUDER株式会社の概要
東京都港区に本社を置くAUDER株式会社は、AI技術を用いた物流支援サービスなどを展開している。

- 会社名:AUDER株式会社
- 所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 17階
- 代表者:代表取締役 各務友規
- 設立:2021年
- 事業内容:AI検品プラットフォーム・AI-OCRサービスの開発・提供
- URL:https://www.auder.dev/
本記事はAUDER株式会社の発表をもとに作成。
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