AIMAXのAIタレントAITAMA、OpenDome第2期に採択
東京都江戸川区に本社を置くAIMAX株式会社は、開発・展開するAIタレント「AITAMA」が、東京ドームシティ内の共創型コワーキングスペース「enXross DAO」で実施されるアクセラレータープログラム「OpenDome」第2期に採択されたと発表した。国内外から選出された8社の1社として、2026年10月5日(月)よりプログラムに参加している。同社は今後、施設内での実証実験などを通じ、AIタレントを活用した新たな体験の創出を目指すとしている。

背景にある推し活の拡大と孤独・孤立の課題
台湾出身の代表である關 劭驊(Maxi Kuan/カン・ショウカ)氏は、アジア各地でコミュニティ運営やインフルエンサーマーケティングに携わるなかで、人が集まる場における「自分を覚えていてくれる仲間」の大切さを感じてきたという。日本のキャラクター文化や推し活に可能性を見いだし、日々の会話を通じて親しみを育むAIタレントの開発に取り組んでいる。

社会的な背景として、内閣府の「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和6年)」では、孤独感が「しばしばある・常にある」「時々ある」「たまにある」と答えた人の合計が約4割に達している。一方で、好きな人物やキャラクターを応援する「推し活」の市場は広がっており、野村総合研究所の推計では2025年3月時点で約3.8兆円規模とされる。また推し活総研の2025年1月調査によると、推し活人口は約1,384万人と推計され、前年調査から約250万人増加した。AIMAXは日常の会話でもキャラクターとの交流を楽しめる体験に着目しているが、孤独・孤立の解消効果を示すものではないとしている。

記憶と感情を重視するAIタレント「AITAMA」の特徴

「AITAMA」は、「Memory and Emotion First」をコンセプトに、会話の記憶や感情を表す応答を重視して開発されている寄り添い型のAIタレントである。ユーザーとのやり取りを重ねながら、個性や成長を楽しめる関係性を提案する。

主な設計の特徴として、MBTIに基づく性格タイプをキャラクター設計に取り入れているほか、過去の会話を記憶してやり取りに応じた変化を見せる応答システムを備えている。日常会話からイベント観戦まで伴走し、IPとの継続的な交流や愛着につなげる設計を目指している。なお、公式サイト(https://aitama.ai)が開設されており、iOS/Android版は公開予定となっている。

「OpenDome」は、東京ドームグループのリアルアセットとWeb3・XR・AIなどの技術を掛け合わせ、新たなエンターテインメント体験の創出を目指す約6ヶ月間の集中支援プログラムである。第2期には日本・台湾・アメリカから8社が選出されており、会場となる「enXross DAO」はニューヨークのWeb3コミュニティ「EmpireDAO」の流れをくむ共創型コワーキングスペースだ。
AIMAXはプログラムを通じて、東京ドームシティをはじめとするフィールドでの実証実験(PoC)に向け、関係性の検証計画を具体化していくとしている。実証の内容・時期・実施場所は今後の検討事項としながらも、イベント観戦に寄り添う体験やAIの情報分析力を活かした予測型エンターテインメントへの展開などを構想している。2027年3月下旬に予定されているDemo Dayに向けて事業化を進め、アジアや世界への展開を目指す方針だ。
關代表は「今回のOpenDomeへの採択を、構想を具体的な体験へと育てる機会にしたいと考えています」とコメントしている。
会社概要
- 企業名:AIMAX株式会社
- 所在地:東京都江戸川区
- 代表者:代表取締役 關 劭驊
- 展開プロダクト:推し活ソーシャルプリンター「memopresso」、AIタレント「AITAMA」
本記事はAIMAX株式会社の発表をもとに作成されています。
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