ジョリーグッド、第53回日本股関節学会学術集会向けのVRコンテンツを制作
株式会社ジョリーグッドは、2026年10月23日と24日に開催される「第53回日本股関節学会学術集会」のVR体験企画「VRで体験する人工股関節全置換術―手術室のチーム医療を360度で学ぶ―」で使用されるVRコンテンツを制作しました。
本企画は、北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科教授の高平尚伸医師が執刀する人工股関節全置換術(Total Hip Arthroplasty:THA)の手術室全体を360度VRで体験できる内容となっています。手術手技の学習に加え、普段手術室に入る機会の少ない理学療法士(PT)、看護師、診療放射線技師などのメディカルスタッフが、手術室全体の動きや多職種連携を学ぶ機会を提供します。
医療事故の背景にあるチーム連携エラーの課題
日本医療機能評価機構の報告(2025年)によると、1年間で5,409件の医療事故等事案が発生しており、その背景には多職種間における「思い込み」や「指示・連絡の未確認」といった連携エラーが存在しています。人工股関節置換術(THA)は年間約7万件行われていますが、理学療法士や看護師などのメディカルスタッフが実際の手術室に入り、全体の動線や連携を直接見学・学習する機会は極めて限られていました。


また、従来の手技を中心とした講義や平面映像による教育では、執刀医以外の動線や声掛けなどの「チーム全体の連携」を具体的に学ぶことが困難であり、従来の教育法におけるチーム連携理解度は39%にとどまるという課題がありました。
360度VR映像による体験学習の概要
学術集会で実施される企画では、約20分間のVR映像を使用し、人工股関節全置換術が行われる手術室を体験します。参加者はVRゴーグルを装着して視線を自由に動かし、術者だけでなく助手や看護師など手術に携わるスタッフの動きを確認できます。
メディカルスタッフ向けの手術室見学としてだけでなく、医師にとっても手術室全体の動きやチーム医療を捉え直すリスキリングの機会として活用できます。
実施概要は以下の通りです。
- 日時:2026年10月23日(金)9:30~11:30、14:00~18:00、2026年10月24日(土)9:00~11:30、14:00~16:00
- 会場:パシフィコ横浜 会議センター5階 513
- 対象:理学療法士(PT)、看護師、診療放射線技師等のメディカルスタッフ、医師など
- VR映像:約20分
- 詳細URL:https://hip53.org/participant.html
ジョリーグッドは、高平尚伸医師が執刀する人工股関節全置換術の手術室全体を高精度360度でVR撮影しました。当事者目線の360度VRによる体験学習を行うことで、チーム連携理解度が従来の39%から80%(約2.05倍)へ向上することが実証されているとしています。
機材設定から進行台本までをパッケージ化した「医療VRイベントパッケージ」により、学会や病院研修において大人数が同一の臨床場面を一斉に体験するプログラムの開催に対応します。
株式会社ジョリーグッドの概要



実写360度VRとAI解析による暗黙知デジタル化を手がける企業で、代表取締役CEOは上路健介氏が務め、本社を東京都中央区に置いています。医療VRと360度AI解析を提供し、全国の医療・教育機関への導入実績を有しています。
- コーポレートサイト:https://jollygood.co.jp/
- 医療VRイベントパッケージ詳細:https://jollygoodplus.com/medical-vr-event/
本記事は株式会社ジョリーグッドの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



