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積水メディカル、軽度認知障害の早期発見を支援する受託検査事業が6年目迎える

積水化学工業株式会社の100%子会社である積水メディカル株式会社は、認知症の前段階とされるMCI(軽度認知障害)の早期発見を支援する「MCIスクリーニング検査」の受託検査事業について、今月で6年目を迎えました。同社は認知症という社会課題の解決に向け、自治体や企業、地域コミュニティなどと連携しながら、MCIに関する情報発信や啓発コンテンツの提供などの認知向上活動に取り組んでいます。

高齢化に伴う認知症の増加とMCIの現状

日本国内では高齢化の進展に伴って認知症が重要な社会課題となっています。厚生労働省「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」(令和5年度老人保健事業推進費等補助金九州大学二宮利治教授)によると、2040年には65歳以上の高齢者における認知症有病者数は約584万人に達すると見込まれています。

一方で、認知症の前段階であるMCIについては、適切な生活習慣の見直しや健康管理などへの取り組みが重要とされているものの、その概念や早期に気づく意義については十分に社会へ浸透しているとは言えない状況にあります。

高精度な分析装置を活用した検査体制

こうした背景を受け、積水メディカルは株式会社MCBIが提供する「MCIスクリーニング検査プラス」の受託検査機関として検査サービスを提供しています。

MCBI社が提供する「MCIスクリーニング検査プラス」は、認知症発症に関与するとされるタンパク質の血中量を測定することで、将来的な認知機能低下リスクや現在の状態を把握するための検査です。採血のみで受検できるため身体への負担が比較的少なく、認知機能の状態を知るきっかけとして活用されています。積水メディカルは、臨床検査分野で培った分析技術と品質管理体制を活かし、血液中の微量成分を高精度に測定する分析装置「液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS)」を用いて検査を行っています。

MCIの概要と早期把握の重要性

MCI(軽度認知障害)は、認知症ではないものの、記憶力や判断力などの認知機能に軽度の低下がみられる状態を指します。日常生活はほぼ自立して送ることができますが、人の名前が思い出せないことや、同じことを何度も確認してしまうなど、これまでとの違いを感じることがあります。

MCIの段階で自身の状態を把握して生活習慣の見直しや適切な対応につなげることは、認知機能の維持や将来にわたり自分らしい生活を続けるための重要な第一歩と考えられています。症状が進行してからではなく、より早い段階で自身の状態を知り、生活習慣の改善や適度な運動、社会参加などを早期から行うことで、認知機能の維持につながる可能性があるとされています。

積水メディカルの事業展開

積水メディカルは、代表取締役社長を山下 浩之が務め、東京都中央区日本橋二丁目1番3号に本社を置いています。資本金は12億75百万円(積水化学工業㈱出資比率100%)です。同社は、新生児期の希少疾患の早期発見に貢献する「拡大新生児スクリーニング検査」から、高齢期における認知機能低下リスクの早期把握を支援する「MCIスクリーニング検査」まで、ライフステージに寄り添う事業を展開しています。

  • 代表取締役社長:山下 浩之
  • 本社所在地:東京都中央区日本橋二丁目1番3号
  • 資本金:12億75百万円(積水化学工業㈱出資比率100%)
  • 事業内容:臨床検査薬、臨床検査機器、医薬品原料等の製造・販売、創薬支援、受託検査
  • HP:https://www.sekisuimedical.jp/

本記事は積水メディカル株式会社および積水化学工業株式会社の発表をもとに作成されています。また、認知症有病者数の推計に関する記述は、厚生労働省「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」(令和5年度老人保健事業推進費等補助金九州大学二宮利治教授)の公表情報に基づいています。

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