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アメニティ・リサイクル協会とDORCO JAPANが宿泊施設用カミソリの資源循環へ

一般社団法人アメニティ・リサイクル協会は、会員企業である株式会社DORCO JAPANと連携し、ホテルや旅館などの宿泊施設で使用されるカミソリの資源循環を推進する取り組みを開始します。これに合わせ、DORCO JAPANは協会のリサイクルスキームに適合する限定カラーのカミソリ2製品を宿泊事業者向けに販売します。製品の導入から使用、回収、再資源化までをつなぐことで、宿泊アメニティにおける新たな資源循環モデルの構築を目指す方針です。

使用済みカミソリを回収しヘアブラシなどに再資源化

今回の取り組みでは、アメニティ・リサイクル協会の会員施設で使用された対象カミソリを、同協会のスキームを通じて回収・再資源化します。

回収されたカミソリの一部はPP再生樹脂となり、ヘアブラシなど別のアメニティ製品への活用が予定されています。なお、本スキームにおいて回収したカミソリを再びカミソリとして製品化する「カミソリからカミソリ」への再生は行われません。

DORCO JAPANによる製品販売から宿泊施設での使用、回収、再資源化、そして新たなアメニティ製品への活用という循環をつくることで、宿泊業界での資源循環の拡大を目指します。

再生プラスチックを採用した対象カミソリの仕様

販売される対象製品は、協会限定カラーとなる2枚刃カミソリ「TNC110(黒)」および3枚刃カミソリ「TRC110(黒)」の2種類です。

回収と再資源化を見据え、ハンドル部分にはPP(ポリプロピレン)ベースの再生プラスチックが使われています。DORCO JAPAN調べによると、再生プラスチックの使用率は「TNC110」が77.2%、「TRC110」が75.0%となっています。

各製品の主な仕様は以下の通りです。

  • 2枚刃カミソリ「TNC110」:全長122.6mm、重量7.20g、ハンドル部分にPPベースの再生プラスチックを77.2%使用(DORCO JAPAN調べ)
  • 3枚刃カミソリ「TRC110」:全長125.44mm、重量8.80g、ハンドル部分にPPベースの再生プラスチックを75.0%使用(DORCO JAPAN調べ)

両製品ともに、1枚の板の刃先を折り曲げて成形した「折り曲げ刃」を採用しています。これはDORCO JAPANの従来の2枚刃・3枚刃の溶接刃タイプと比較して、ヒゲを剃る切削角の最適化を目的とした設計です。また、ヘッド背面をオープン構造にした「オープンフローカートリッジ」により洗浄性を高めて刃の腐食を抑制するほか、首振り式ヘッドや濡れた手でも滑りにくいラバー付きハンドルを備えています。

連携の背景と各組織の役割

アメニティ・リサイクル協会は、宿泊施設やアメニティ関連企業と連携し、使用済みアメニティの回収・再資源化を進めています。今回の取り組みでは、会員施設で使用された対象製品を回収し、再資源化につなげるリサイクルスキームの提供を担います。

一方のDORCO JAPANは、韓国に本社を置き世界130カ国以上でカミソリを展開する株式会社DORCOの日本法人です。DORCOは世界8カ所に工場を有し、世界初の6枚刃カミソリを開発するなどグローバルに製品を供給しています。

アメニティ・リサイクル協会は、今後も宿泊施設やアメニティメーカーなど多様な事業者との連携を広げ、使用済みアメニティの回収・再資源化を推進していくとしています。

本記事は一般社団法人アメニティ・リサイクル協会の発表をもとに作成しました。

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