アンティルがAI SaaSのPRaiを大幅更新へ リリース作成から効果検証まで支援
株式会社ベクトルの子会社である株式会社アンティルは、広報・PR領域における統合型ワークフローへの移行を加速させるため、AI SaaS「PRai(プレイ)」の大型アップデートを行います。本アップデートにより、プレスリリースの企画・作成からメディアリストの作成、メール配信、効果検証までを一気通貫で1つのシステムが支援します。定型業務を自動化することで、人間がより高度な戦略立案に注力する「PR-DX」の実現を目指します。
広報AIサービスの統合型ワークフローへの移行背景
日本広報学会「生成AIを活用した広報研究会」の第2回調査(2025年秋)によると、広報部門の生成AI導入率は前年比倍増の77.0%に達しました。しかし、広報領域におけるAI活用は単発のテキスト生成にとどまるケースが多く、業務全体の効率化には至っていません。
一方で、ビジネスソフトウェア市場全体では、AIを中核に据えた業種特化型のバーティカルSaaS市場が2025年の約1,230億ドルから2030年代前半には約2,500億ドル規模に急成長すると見込まれています。広報領域のDXにおいても、点在する業務を一つにまとめる統合型ワークフローへの移行が重要になってきています。
大型アップデートによる4つの主な新機能

PRaiはプレスリリースの作成と評価を支援するAI SaaSであり、今回のアップデートによって以下の機能が強化および追加されます。

- リリース作成機能の強化
過去のプレスリリースや既存のWord原稿をもとに、構成を自動で整理して編集しやすいフォーマットへ変換します。さらに、独自のソーシャルバリューを評価できる「7D(セブンディー)」メソッドを活用し、ニュース性や社会性、新規性、データ根拠などの観点からリリース内容を分析して不足情報や改善すべき切り口を提示します。


- データドリブンなメディアリスト作成
リリース内容と、アンティルが持つ公開情報のみ提供予定のメディアデータベースを照合し、配信候補となるメディアをAIが提案します。自社が持つメディアリストの取り込みや、重複・不正アドレスの確認にも対応予定です。
- メディア種別ごとのピッチ文章の作成・配信
生活情報、エンタメ、ビジネスなど各メディアジャンルに合わせたピッチ文やメール本文の作成を支援します。作成したメールはPRai上から配信でき、状況を一元管理できます。配信機能は月5,000通まで利用可能です。
- 効果検証と論調分析
配信後のメディア掲載状況を確認できるクリッピング機能を提供し、露出件数や文脈、ポジティブ・ネガティブなどの論調を分析します。自社や競合の報道・SNS動向を把握できる機能も順次追加予定です。
20年以上にわたって企業のPR活動を支援してきた株式会社アンティルは、日々の業務に追われて広報・PRの本来の価値が創出できていない現状や、正当に評価されていない状況に課題を感じています。同社は、PRaiおよびPR-DXサービスを通じて、PR業界全体が正当に評価され、PR・広報の技術や能力が身近で一般的なスキルとして認識される世界の実現を目指すとしています。
サービスプランの構成は以下の通りです。
- サービス名:PRai(プレイ)
- ライトプラン:月額25,000円(税抜)
プレスリリース作成機能、ソーシャルバリュー評価機能
- スタンダードプラン(統合ワークフロープラン):月額50,000円(税抜)
プレスリリース作成機能、ソーシャルバリュー評価機能、メディア配信機能、クリッピング機能
- URL:https://prai.lp.antil.co.jp
提供企業の概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社アンティル
- 所在地:東京都港区赤坂4-15-1 ONE AOYAMA 14F
- 代表取締役:桂 俊成
- 設立:2004年
- URL:https://vectorinc.co.jp/business/pr/antil
https://note.com/antil
本記事は株式会社アンティルの発表をもとに、一般社団法人次世代社会システム研究開発機構(INGS)および日本広報学会 生成AIを活用した広報研究会の公表データを含めて作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



