スパイスファクトリー、自治体向け防災備蓄管理システム「KIBOU Stock for Government」の基盤提供を開始し、実証実験パートナーを募集
スパイスファクトリーが自治体向け防災備蓄管理の基盤提供、実証パートナー募集へ

CATEGORY: テクノロジー
スパイスファクトリー株式会社は、自治体向け防災備蓄管理システム「KIBOU Stock for Government」の基盤提供を開始し、実証実験パートナーの募集を始めました。

平時の備蓄拠点と有事の避難所を同じデータ基盤で管理できるクラウドサービスを提供し、自治体の日常的な備蓄管理や行政報告、避難所運営における有効性や運用課題を検証します。
開発の背景と法改正による自治体業務の負担

災害への備えとして自治体には物資の備蓄が求められていますが、備蓄品が複数拠点に分散していることも多く、在庫数や保管場所、期限などの正確な把握や更新が課題となっています。

また、2025年7月に施行された災害対策基本法等の改正により、地方公共団体の長には物資の備蓄状況を毎年1回公表することが義務づけられました。これにより、自治体は備蓄管理に加えて住民への公表や内閣府の調査への回答に向けたデータの整理や集計も求められています。スパイスファクトリー株式会社は、グループ会社のGinger Lab株式会社による社会貢献型防災備蓄食「KIBOU CURRY(キボウカレー)」の展開や、行政分野のDX支援の知見を生かしてシステム開発を進めています。
備蓄管理から行政報告、避難所運営までを支援する機能
「KIBOU Stock for Government」は、企業・自治体向け共通の備蓄管理機能を基盤とし、学校や公民館などを平時の備蓄拠点と災害時の避難所の両方として扱える設計となっています。
主な機能として、備蓄品の在庫数や保管場所、賞味期限の拠点別一元管理や、期限アラート、対象人口・備蓄日数に応じた充足率の可視化が可能です。既存のExcel台帳からのCSV取り込みやQRラベルを用いた管理にも対応します。また、内閣府が実施する備蓄状況調査の様式に対応した品目別集計データのCSV出力や、住民向け公表に利用できる拠点別一覧の出力に対応し、データ整理の負担軽減を目指します。
避難所運営機能では、開設や閉鎖の管理、QRコードによる事前受付、避難者台帳の管理、チェックイン・チェックアウトに対応します。避難者は専用アプリをインストールせず、スマートフォンから世帯情報の事前登録が可能です。避難所の混雑状況や物資の不足などの現場状況も記録・共有できます。なお、必要物資の自動算出機能や本部ダッシュボード機能は現在開発中としています。
システムのセキュリティ面では、自治体ごとのデータ分離や権限管理、通信の暗号化、操作履歴の記録に対応し、個人情報は各自治体の個人情報保護規程に沿って協議の上で対応します。
3つの検証メニューで実証実験パートナーを募集
実証実験では、自治体の課題や運用状況に合わせて単独または段階的に実施できる3つの検証メニューが用意されています。
- 備蓄台帳の移行と期限管理の検証(想定期間:1〜3か月)
既存のExcelなどの備蓄台帳を移行し、在庫・期限・充足率の管理や棚卸業務を検証
- 内閣府報告様式の出力検証(想定期間:2〜4週間)
実際の備蓄データを用いて内閣府の調査様式や住民向け公表リストの出力を検証し、従来の集計結果と比較
- 防災訓練での避難所運営トライアル(想定期間:防災訓練1回+事前準備)
自治体の防災訓練に合わせて避難所開設やQRコード受付、混雑状況の共有を検証
実証実験の対象は、防災備蓄の管理や行政報告の効率化、避難所運営のデジタル化などを検討している自治体で、募集期間は随時となっています。実施期間は各自治体との協議により決定し、費用は実証内容や支援範囲に応じて個別に設定されます。
- 会社名:スパイスファクトリー株式会社(Spice Factory Inc.)
- 代表:代表取締役社長 高木 広之介
- 設立:2016年3月
- 資本金:307,008,000円(資本準備金を含む)
- 事業内容:360° Intelligence Firm
- 東京本社:東京都港区台場二丁目3番1号 トレードピアお台場 20階南
- 関西拠点:大阪府大阪市中央区本町一丁目6番17号 THE VILLAGE OSAKA 10階
- 福岡拠点:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
- 公式Webサイト:https://spice-factory.co.jp

本記事はスパイスファクトリー株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



