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GitLab、ソフトウェア開発の工程を、組織のポリシーの下で一つにつなぐ「統制されたソフトウェアファクトリー」の基盤を発表

GitLab、AI開発を統制する新機能を発表

CATEGORY: テクノロジー

米サンフランシスコに本社を置くGitLab(NASDAQ:GTLB、読み方:ギットラボ)は、「統制されたソフトウェアファクトリー」を実現するための新機能を発表しました。組織独自のポリシーと標準に沿ってソフトウェアをアイデアの段階から本番環境まで届ける相互接続システムを構築し、リスクやコストを増やすことなくAI生成ソフトウェアの本番投入を支援します。ツールが分断された従来の運用課題を解消し、エージェント型ワークフローの自動化からサプライチェーン保護、AI投資の可視化までを一貫して統制する基盤を提供します。

エージェント型ソフトウェア開発では、コーディング後のレビューやテスト、セキュリティチェック、デプロイなどの段階でハンドオフが発生し、進行が停滞するケースが見られます。これに対し、GitLab Duo Agent Platformの目標駆動型フローが提供されます。

本機能はGitLab Duo CLI、ヘッドレスモード、Duo Agentic Chatで利用できる「/goal」コマンドと、GitLab for Slackアプリで動作し、ソフトウェアライフサイクル全体での待ち時間を解消します。また、カスタムフローとフロートリガーを活用することで、複数ステップの作業を同一のID、ポリシー、エビデンスチェーンのもとで自動化できます。

エージェントがマシンスピードでパッケージを公開する環境では、ビルドの失敗率が高まるリスクがあります。新機能のGitLab Artifact Centralは、コンテナとパッケージをソースコード管理やCIパイプラインと同じ単一のコントロールプレーンで一元管理します。

GitLab Artifact CentralはGitLab.comでベータ版を提供中で、GitLab Self-Managedでも今月後半に提供を開始する予定です。組織レベルで一度ポリシーを設定するだけで公開内容を即座に把握でき、代替ツールと比較して総保有コスト(TCO)を最大50%削減できるとしています。

エージェント型開発によるコードやパッケージの急増に対応するため、GitLabはセキュリティコントロールを拡充します。早期アクセス版として提供されるGitLab Dependency Firewallは、パッケージがビルドに取り込まれる前に、公開後の経過期間や脆弱性の重大度、悪意のあるパッケージの検出、ライセンスコンプライアンスについて照合し、警告、ブロック、隔離を実行します。

ビルド時に使用するシークレットを保護するGitLab Secrets Managerは、GitLab.comで一般提供されており、GitLab Self-Managedでは19.5リリースで一般提供となる予定です。別途シークレットの保管庫をホスティングする場合と比べて最大50%のコスト削減が見込めます。また、来月からはGitLab Duo Agent Platformの新しいセキュリティフローでAnthropicのClaude Mythos 5および5.1が利用可能になる予定です。エージェント時代に向けた5つのコントロールを定めたGitLab Security Standardも提供が開始されています。

AI投資の効果測定とワークフローの効率化

AI投資の管理に向けて、コストと効果をチーム、タスク、モデルごとに表示するDuo Agent Platformインパクト分析(Impact Analytics)が早期アクセス版として提供されます。プラットフォーム管理者はサブスクリプション、グループ、ユーザーの各レベルで支出上限を設定でき、成果とクレジット消費量を並べて確認できます。

また、ソフトウェアライフサイクル全体をエージェント向けナレッジとしてマッピングするGitLab Orbitは、来月にGitLabの全てのデプロイオプションで一般提供を開始する予定です。これにより、エージェントは最大でリトライ回数を45分の1、トークン使用量を4.5分の1に抑えてタスクを完了できるとしています。

発表にあたり、GitLabの最高製品・マーケティング責任者(CPMO)であるマナブ・クラナ(Manav Khurana)氏は、エージェント型ワークフローやセキュリティ、AIのコンテキストとコントロールを結び付けることで、より高いスピード、ガバナンス、可視性をもってソフトウェアを本番環境へ届けられるようになると述べています。

本記事はGitLabの発表をもとに作成しました。

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