アイシークリニックの調査で10月の肌乾燥73.7% 夏と同じケア継続者の6割超にトラブル
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、10月の湿度急降下に伴う肌トラブルと保湿ケアの切り替え時期に関する意識調査を実施しました。スキンケアを日常的に行う全国の20〜60代の男女300名を対象にした調査によると、10月に入って肌の乾燥やかゆみを感じた人は73.7%に上りました。また、夏と同じスキンケアを続けた人の62.3%が肌トラブルを経験している実態が明らかになっています。
10月の乾燥・かゆみ経験者は7割超
調査では、10月に入ってから肌の乾燥やかゆみを感じたか尋ねたところ、合計73.7%が「感じた」と回答しました。このうち「強く感じた」と答えた人は3割を超えています。日本では10月に入ると湿度が夏場の70%前後から50%前後まで下がることがあり、急激な環境変化によって多くの人が乾燥やかゆみに直面している状況が示されています。


一方で、夏から秋にかけてスキンケア製品を切り替えたかという質問に対しては、約4割が夏と同じスキンケアを継続していると回答しました。「これから切り替える予定」を含めると約6割が必要性を認識しているものの、季節に応じた切り替えが完全には浸透していない現状が浮き彫りとなっています。


夏と同じスキンケアを続けた人(夏と同じスキンケアを続けた方・N=122)のうち、62.3%が何らかの肌トラブルを経験したと回答しました。トラブルの内訳としては「乾燥・粉吹き」が34.4%、「かゆみ」が27.9%と多くを占めています。
保湿ケアを秋冬用に切り替えるのに最適な時期については、「9月中旬〜10月上旬」と回答した人が68.0%で最多でした。多くの人が湿度の低下する時期を意識しているものの、実際に切り替えを行っている人は約6割にとどまり、認識と行動の間に差が見られます。また、乾燥によるかゆみが続いた場合に何らかのタイミングで皮膚科を受診しようと考えている人は74.0%に上る一方、市販薬で対処すると答えた人も約2割存在しました。
専門医が推奨する保湿ケア切り替えと受診目安
アイシークリニックの髙桑康太医師は、「秋の乾燥対策は『予防的なケア』が最も重要です」とした上で、湿度が下がり始める9月中旬には保湿ケアを強化することを勧めています。夏場から湿度が約20%低下することで肌からの水分蒸散が進み、バリア機能に影響を与えるため、セラミドやスクワランなどの油分を含む製品への切り替えが水分の蒸発防止に有効であると説明しています。
あわせて、秋冬の保湿ケアでは入浴後5分以内の塗布やすね・腕・腰回りなど乾燥しやすい部位への重ね塗りを推奨しています。乾燥によるかゆみを放置すると掻き壊しや皮脂欠乏性湿疹へ進行するリスクがあるため、かゆみが2週間以上継続している場合や赤み・湿疹を伴う場合、掻き壊しで傷や出血がある場合は皮膚科を受診するよう促しています。
調査概要
- 調査対象:全国の20〜60代の男女で、スキンケアを日常的に行っている方
- 調査期間:2026年9月28日〜10月7日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象人数:300名
本記事は医療法人社団鉄結会(アイシークリニック)の発表をもとに作成しました。なお、同クリニックにおける乾燥肌・湿疹の保険診療による診断や治療は、新宿院一般皮膚科でのみの対応となります。
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