発達障害の特性に迫る宇宙脳プロジェクト、2026年10月13日に連載開始へ
東京都文京区に拠点を置く特定非営利活動法人issue+designは、発達障害の特性とともに生きる人々の認知や思考プロセスに迫る新プロジェクト「宇宙脳─未来をひらく『発達障害』の人々」を始動します。
日本財団の助成を受けて実施される取り組みで、2026年10月13日よりウェブ連載を開始するほか、体験型の特設サイトを公開します。書籍シリーズ累計30万部を突破した「認知症世界の歩き方」に続く第二弾のプロジェクトとして展開されます。
起業家や研究者へのインタビュー連載を展開
プロジェクトの一環として、2026年10月13日からForbes JAPANウェブサイトおよびissue+design公式ウェブサイトにてインタビューの連載が開始されます。Forbes JAPANウェブサイトではテキストと写真、issue+design公式ウェブサイトでは動画形式で掲載される予定です。
連載では、既存の枠組みにとらわれない発想や認知のあり方を「宇宙脳」と位置づけ、発達障害の特性をもつ起業家やアーティスト、研究者らの人生の軌跡や認知特性をひもときます。連載の予定は以下の通りです。
- 第一弾(10月12日・13日公開):筧 裕介(issue+design代表)
- 第二弾:為末 大 氏(元プロ陸上選手)
- 第三弾:白木 夏子 氏(ジュエリーデザイナー・起業家・HASUNA創業者)
- 第四弾:瀬崎 祐介 氏(鰹節職人・アーティスト、金七商店四代目)
- 第五弾:愼 泰俊 氏(起業家、五常・アンド・カンパニー創業者)
- 第六弾:石川 善樹 氏(予防医学研究者・医学博士、公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事)
- 今後の予定:田中 麗子 氏(同時通訳者)、スプツニ子! 氏(アーティスト)など
連載計画は変更となる場合があるとしています。また、2026年11月7日にはプロジェクトリリース記念イベントの開催も予定されています。
世界を追体験する特設ウェブサイトを公開
連載の開始と同日の2026年10月13日には、特設サイト「宇宙脳:発達障害星の歩き方|issue+design」が公開されます。
このサイトは、発達障害のある人が体験している世界を「発達障害星」に見立てて巡るウェブガイドブックです。音や光があふれる森、感情の嵐が吹き荒れる海、言葉がすれ違う広場といったスポットを通じて、日常の見え方や聞こえ方、感じ方を本人の視点から追体験できる構成となっています。サイト内には、脳のはたらき方の違いを解説する記事やインタビューも掲載される予定です。
児童生徒の8.8%が困難を示す現状とプロジェクトの狙い

文部科学省の2022年の調査によると、公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、学習面または行動面で著しい困難を示す割合は8.8%とされています。周囲との摩擦や社会の理解不足から生きづらさを抱える人が少なくない現状があります。
一方で、ADHD、ASD、LDなどの特性は、新たな視点や深い集中力を生み出し、イノベーションの源泉となる場合もあります。本プロジェクトは、生きづらさの理解にとどまらず、認知の多様性が社会の価値となる未来を描き、当事者が力を発揮できる環境をひらくことを目的としています。

執筆とインタビューを担当する筧 裕介代表自身もADHDとASDの当事者であり、家族とともに発達障害に向き合ってきた経験をもとにプロジェクトを進めています。
issue+designについて
特定非営利活動法人issue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン)は、デザインの力で社会課題の解決を目指すソーシャルデザイン組織です。前作のプロジェクト「認知症世界の歩き方」では、本人へのインタビューをもとに認知症のある人の視点を可視化し、書籍やNHK Eテレでの番組放送、ワークショップなどを展開してきました。
- 団体名:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
- 代表:筧 裕介
- 所在地:東京都文京区
- 公式サイト:https://issueplusdesign.jp/
本記事は特定非営利活動法人issue+designの発表をもとに作成しました。
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