GigamonがZscalerとの新たな統合を発表 アプリの可視性を拡張
Gigamonは2026年10月13日、Zscaler, Inc.との新たな統合を発表した。Zscaler Private Access ™(ZPA ™)とGigamonディープオブザーバビリティパイプラインの一部であるGigamonアプリケーションメタデータインテリジェンス(AMI)を組み合わせ、ゼロトラスト環境とハイブリッドクラウド環境全体におけるアプリケーションアクティビティの可視性を拡張する。セキュリティチームと運用チームが調査を迅速化し、ポリシーの検証や脅威検出の改善を行えるよう支援する。
統合の背景とハイブリッドクラウドにおける課題
組織が従来のVPNをゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)に置き換えるなか、セキュリティチームはインフラ全体の可視性を維持しながらユーザーとアプリケーション間の動作を詳細に把握する必要に迫られている。
Gigamonが発表した1,000人以上のセキュリティおよびITリーダーを対象とした2026年ハイブリッドクラウドセキュリティ調査によると、セキュリティツールへの継続的な投資にもかかわらず、45%が可視性を最大のセキュリティ課題として挙げている。
2026年ハイブリッドクラウドセキュリティ調査: https://www.gigamon.com/campaigns/hybrid-cloud-security-survey.html
共同ソリューションの仕組みと特徴
ZPAは、ユーザーを企業ネットワークに直接接続せず、ビジネスポリシーに基づいてプライベートアプリケーションへの安全なアクセスを可能にする。Gigamon AMIは、アプリケーションの動作インジケーター、DNSクエリ、SSL証明書の詳細、レイテンシテレメトリなど、ネットワークトラフィックから約6,000のメタデータ属性を抽出して強化する仕組みだ。
Zscaler App Connectorからプライベートアプリケーションに転送される東西トラフィックをキャプチャすることで、GigamonはZPAを補完するネットワーク由来のテレメトリを提供し、監視・分析ツールの盲点を減らす支援を行う。
Gigamonのクラウドエコシステム担当副社長であるSrinivas Chakravarty氏は「Zscaler Private AccessとGigamon AMIを組み合わせることで、お客様はラテラルムーブメントをより迅速に検知し、ポリシーを検証し、セキュリティチームが調査を加速するために必要なアプリケーションレベルのコンテキストを提供できます」と述べている。
また、Zscalerの製品管理担当副社長である Satish Madiraju氏も、アクセス許可後のアクティビティや行動を把握することでゼロトラスト運用の強化や調査の迅速化が可能になると説明している。
共同ソリューションの主な利点と提供状況
共同ソリューションの主な利点として、以下の項目が挙げられている。
- ゼロトラストポリシーの適用検証:ゼロトラストアクセスが許可された後、ワークロードとアプリケーション間の東西通信を監視し、不審なアクティビティ、不正な通信、および潜在的なラテラルムーブメントを特定
- セキュリティ調査のためのより豊富なコンテキスト:ZPAアクセスデータにアプリケーションメタデータとネットワーク由来のテレメトリを追加することで、SIEM、NDR、SOCツールおよびワークフロー全体にわたる調査を加速
- ゼロトラストの可視性と運用性の向上:最小権限ポリシーを検証し、暗号化されたトンネルを超えて可視性を拡張し、ユーザー、アプリケーション、ハイブリッドクラウドインフラストラクチャ全体にわたるパフォーマンスの問題を分離
なお、この統合機能は現在、GigamonとZscalerの両方を利用している顧客向けに限定的に提供されている。
Gigamonについて
Gigamonの概要は以下の通り。
- 実績:Fortune 100企業の83社、主要なモバイルネットワーク事業者、あらゆるレベルの公共機関など、世界中の4,000以上の組織から信頼されている
- URL:https://www.gigamon.com/jp/
本記事はGigamonの発表をもとに作成。
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