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MIXI、データブリックスのプラットフォームを全社のデータ・AI基盤に採用

東京都渋谷区に本社を置く株式会社MIXIは、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くデータブリックスが提供する「Databricks Data+AI プラットフォーム」を、全社のデータ・AI基盤として採用した。同社はデータを集約し、人とAIエージェントがともにデータ分析を行える環境を整えることで、意思決定の迅速化と事業価値の創出を目指すとしている。

採用の背景と全社導入の経緯

株式会社MIXIは、スポーツ、ライフスタイル、デジタルエンターテインメントなど多岐にわたる事業領域を展開する中で、意思決定からユーザーに価値を届けるまでのリードタイム(Time to Market=TTM)の短縮を競争力の核のひとつと位置づけている。しかし従来は、複数の事業においてデータが部署や個別ツールに蓄積されており、全社横断での比較・分析や意思決定プロセスの客観的な把握に課題を抱えていた。また、データの抽出・分析を専門部門に依頼するプロセスの存在や、機密データを安全に扱うための厳格なガバナンス体制の構築も求められていた。

こうした課題に対応するため、同社はデータの収集・統合からAI活用、アクセス制御までを単一の環境で進められるデータブリックスのプラットフォームを採用した。本年6月より全従業員に導入しており、「モンスターストライク」においてデータ基盤の移行を生成AIで加速させるなど、すでに各事業での検証やデータ整備を進めているという。

同社は「Databricks Data+AI プラットフォーム」を活用し、以下の取り組みを推進してTTMの短縮を図る方針を示している。

  • 各事業や社内ツールに分散するデータの統合と全社での横断活用
  • データの権限管理や生成AI・LLMの利用状況・コスト可視化などによる、データ+AIガバナンス環境の強化
  • AIアシスタント機能「Genie」やスプレッドシート連携を通じた、自然言語による従業員のデータ分析の実現
  • 人と同じ権限体系のもとで役割に応じたデータ処理を担わせる、統制されたAIエージェントの構築と運用
  • TTMの自動計測とデータに基づく意思決定・業務プロセスの最適化

これらの取り組みを通じて、長年培った独自のコミュニケーションデータを生かし、データ活用を一部の専門人材にとどめず全従業員が自ら思考・判断できる組織文化の醸成や、データドリブンのAI経営を追求するとしている。

両社代表者によるコメント

株式会社MIXIの執行役員 CTOである吉野 純平は「当社が目指しているのは、人とAIエージェントが、必要なデータに、必要な権限で、待ち時間なくアクセスできる状態をつくることです」とコメントしている。現場の状況に即したデータを効率的に扱うことで意思決定スピードを高め、いずれは活用対象データの100%をAIが利用可能な状態にすることを目指す考えを示した。

また、データブリックス・ジャパン株式会社の代表取締役社長である笹 俊文 氏は、同社のプラットフォームを通じて株式会社MIXIの幅広い分野でのデータ・AI活用拡大を支援できることへの歓迎の意を示し、単一の統合基盤への移行が日本の先進企業の間でも広がりつつあると言及している。

株式会社MIXI執行役員 CTOの吉野は、データブリックス主催のイベント「DATA + AI World Tour Tokyo」に登壇し、採用背景や「モンスターストライク」における移行事例などを講演する予定となっている。

  • イベント名:DATA + AI World Tour Tokyo
  • 開催日時:2026年11月27日(金)9:30~19:30
  • 会場:ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • URL:https://dataaisummit.databricks.com/flow/db/wt26nrt/reg/page/landing

本記事は株式会社MIXIの発表をもとに作成しています。

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