2024年の企業が選ぶ漢字は2年連続で「変」、帝国データバンク調査
帝国データバンクが実施した企業アンケートによると、2024年の事業活動を表す漢字として、昨年に続き「変」が1位となった。国内外の様々な変化に直面するなかで、企業自身も前向きに変化した1年だったようだ。
2位は「耐」、3位は「忍」と続いた。物価高や人手不足などの困難な状況に耐え忍ぶ企業が多かったことがうかがえる。4位は「新」「忙」「高」が並んだ。新たな挑戦や多忙を極めた業務、原料高や人件費高などを表す漢字が選ばれた。
2024年は政権交代などを含む国内外の変化や、物価高および人手不足などに耐え忍ぶ企業が引き続き多かった一方で、企業自らも変わり新たな挑戦に取り組むなど、変化を前向きに捉えて対応する姿が見られたという。
アンケートは2024年12月6日から10日にかけてインターネット上で実施され、有効回答企業数は1,320社だった。