GenX、SAP HANA連携のGenX AI OCR導入パッケージをリリース
GenX株式会社は、生成AIを活用したAI OCR「GenX AI OCR」と「SAP HANA®」をセキュアに連携させる導入パッケージ「GenX AI OCR for SAP HANA®」をリリースしました。同パッケージは、社内ネットワークや閉域網の構成に合わせて最適な接続方式を設計し、SAP HANAを社外に公開することなく連携を実現します。これにより、基幹システムへの帳票入力作業における手作業の削減を図ります。
開発の背景と基幹システム連携の課題

受発注や会計、在庫などの基幹データを扱うSAPは、情報漏洩を防ぐため社内ネットワークからのみ接続できるように運用されるのが一般的です。一方で、AI OCRをはじめとする多くのサービスはクラウド上での稼働を前提としており、社内に閉じたSAPと直接接続することができませんでした。
そのため、紙の帳票をAI OCRで読み取れるようになっても、SAPへの入力は人による手作業が現場に残る課題がありました。また、外部連携のためにSAP側の設定を変更する場合、導入保守を担うシステム会社への改修依頼や追加費用が発生することも障壁となっていました。

GenX AI OCR for SAP HANAの特長

本パッケージでは、社外からの接続を受け付けない環境において、リバースプロキシなどを用いた中間サーバーを介してデータを受け渡します。社内側ではデータ連携ツールを経由してSAP HANAにデータを登録するため、SAP HANAを社外に公開する必要はありません。

また、GenX AI OCR側で読み取り結果のデータ形式をSAP HANAに合わせて変換できるため、SAP側の改修や設定変更は原則として不要です(注:SAP側のテーブル構成が非常に複雑な場合、SAP側での作業が必要になることがあります。また、DataSpider等、システム間でデータ整形・連携を担うソフトウェア(ミドルウェア)を導入済みの場合は、よりスムーズに導入できます)。さらに、SAP特有の複数テーブルに分かれたデータ構造に合わせて読み取り結果を分割・整形して受け渡すほか、VPN接続やIPアドレス制限にも標準オプションで対応します。

連携の流れは、紙・PDFの帳票をクラウド上のGenX AI OCRで読み取り・整形し、リバースプロキシなどの中間サーバーで中継したのち、社内のデータ連携ツールを経由してSAP HANAへ登録する手順となります。
今後の展開

この中継の仕組みは、パッケージ側を調整することで他のクラウドサービスとSAP HANAとの連携にも応用できるほか、医療機関向けのシステムなど社外と直接つなぐことができない基幹システム全般への応用も可能とされています。GenX株式会社 代表取締役の圷 健太は、社内ネットワークやSAPに手を入れずに手作業をなくし、基幹システムとクラウドAIをつなぐ支援を進める方針を示しています。
提供概要と企業情報
パッケージおよび提供元の概要は以下の通りです。
パッケージ概要
- 名称:GenX AI OCR for SAP HANA
- 対象:SAP HANAをご利用の企業様
- 価格:個別お見積もり
- お問い合わせ:https://genxinc.ai/ai-ocr/contact
会社概要
- 社名:GenX株式会社
- 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-2渋谷サクラステージ セントラルビル 12階
- 代表取締役:圷 健太
- 事業内容:AI・ブロックチェーン等先端技術の導入支援、ビジネス課題解決ソリューション提供
- 資本金:約7億円(2025年1月時点)
- 主要株主:GMO AI & Web3株式会社、グリーベンチャーズ株式会社、株式会社セレス、gmjp01、Booster Capital、イーストベンチャーズ株式会社、株式会社ゼロワンブースター、スカイライト コンサルティング株式会社、DG Daiwa Ventures、Coincheck、Hyperithm、SPIRAL VENTURES、mint
- お問い合わせ先:https://genxinc.ai/contact
本記事はGenX株式会社の発表をもとに作成しています。
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