読谷山焼北窯 松田米司工房の松田健悟が代々木上原で個展を10月11日より開催へ
株式会社ロースターは、2026年10月11日(日)から10月18日(日)まで、沖縄県読谷村の「読谷山焼北窯 松田米司工房」に所属する陶芸家・松田健悟さんの個展を開催する。会場は、手仕事の器や民藝の美学を提案する代々木上原のセレクトショップ「IEGNIM(イグニン)」となる。父である松田米司親方のもとで約15年間にわたり技を磨いてきた松田健悟さんが、東京での初の個展として作品を披露する。

個展テーマ「無地と唐草」に込めた造形美
今回の個展テーマとして掲げられたのは「無地と唐草」である。松田健悟さんが目指すのは、琉球王朝時代の器が持つ、しっかり地面に足のついた頑丈で美しい姿だという。

あえて装飾を削ぎ落として形で勝負することに挑んだ「無地」と、リラックスして草を生やすように描く沖縄の伝統柄「唐草」を中心に構成される。会期中は、無地や唐草以外のラインナップも並ぶ予定となっている。松田健悟さんは、焼き物の世界に入って約15年が経ち、琉球の焼き物に倣った自分なりの形と絵付けができてきた気がすると語っている。

愚直な修行の日々と沖縄らしさへの回帰

松田健悟さんは1991年沖縄県読谷村生まれで、2010年の高校卒業後に父・松田米司の工房に入った。朝のラジオ体操から始まる工房作業や雑務をこなした後の時間を使ってろくろに向き合い、技術を磨いてきた。2019年からは工房の仕事の傍ら個人の作陶を開始し、2020年からはグループ展や個展の開催、日本民藝館展への毎年の入選など活動の幅を広げている。


修業を重ねるなかで他産地の職人と交流した際、美しさの基準や目指す形の根本的な違いに直面し、自身の作陶の軸を見つめ直したという。その葛藤を経て、道具として生活を支える「頑丈美らさ(がんじゅうちゅらさ=丈夫なものが美しい)」という沖縄の器が持つ独自のバランスや、古いやちむんの造形美に立ち返り、迷いを吹っ切って独自の表現にたどり着いた。


開催概要とトークイベント


個展「無地と唐草」は、期間中の特定日に営業が行われる。初日にはアーティストを招いたトークイベントも予定されている。
- 会期:2026年10月11日(日)〜10月18日(日)
- 営業日:10月11日(日)、12日(月・祝)、16日(金)、17日(土)、18日(日)
- 作家在廊予定日:10月11日(日)、12日(月・祝)
- イベント:10月11日(日)19時より松田健悟さん×寺田燿児さんスペシャルトークイベント「陶芸家とアーティストの生活と表現」を開催(詳細:https://iegnim.com/products/talk1011)
- 最新情報:公式Instagram(https://www.instagram.com/iegnim_/)
会場となる「IEGNIM(イグニン)」は、代々木上原駅北口1から徒歩1分の場所に実店舗を構え、オンラインショップも展開する民藝・工芸のセレクトショップである。代表取締役の大崎安芸路が率いる株式会社ロースターが運営に関わる。各地の窯元を訪ねて職人から聞いた話を記事にし、背景や物語とともに器を届けている。
- 店舗名:IEGNIM(イグニン)
- 所在地:代々木上原駅北口1から徒歩1分
- 公式サイト:https://iegnim.com/
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/iegnim_/
本記事は株式会社ロースターの発表をもとに作成されています。
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