SHO-SANが住宅AI検定を開始 新建ハウジング監修で5級は無料受験可能
住宅業界に特化したAI教育プログラム「Build AI Academy(以下BAA)」を運営する株式会社SHO-SANは、住宅会社の社員を対象にAIスキルを測る「住宅AI検定」を2026年10月9日(金)より開始しました。住宅業界の専門紙「新建ハウジング」(株式会社新建新聞社)が設問を監修し、注文住宅の実務を題材としてAIの知識と実務での活用度を測ります。最初に提供される5級は受験料無料でオンラインから誰でも受験可能です。
検定開始の背景と狙い

AI技術の進展に伴い、住宅会社の実務では集客や商談、設計、積算、施工、アフターといった各場面での導入が進んでいます。その一方で、現場では取り組み方への不安や社員ごとのスキル差、採用や取引においてAIスキルの高さを証明できないといった課題が生じていました。
これまで業界共通の評価基準が存在しなかったことから、住宅AI検定では注文住宅の実務に特化した設問を用意し、業界全体におけるAI活用の底上げを目的としています。株式会社SHO-SAN代表取締役の髙谷 一起は、2年前と比べて社ごとの活用格差が顕在化しているとし、現在地を把握できる基準が必要であると説明しています。
実務シナリオ重視と安全性を考慮した設問設計
本検定は、1995年創刊の住宅業界専門紙「新建ハウジング」が実務シナリオの設問を監修しています。単なる要約作業などではなく、初回面談の議事録をもとにした追客メールの作成といった日常業務を題材に採用しています。
題材となる業務は、集客、商談、設計、積算、施工、アフターの6分野です。また、変化の速いAI技術に対応するため、問題は毎回ランダムに出題され、古くなった設問を入れ替える前提で設計されています。5級ではスキルの高さのみならず、共用タブレットのログイン放置や他社パンフレットの流用、ハルシネーションへの注意、施主情報を含む会話の共有リンク発行といったリスクを回避する安全な使い方も問われます。
級体系と5級の受験概要
検定は5級から1級までの体系が用意されており、受付中の5級以外の級は順次展開される予定です。
- 5級|AIの基礎:受付中(無料・どなたでも)
- 4級|実務での活用:準備中(BAA会員企業向け・予定)
- 3級|担当業務への適用:準備中
- 2級|実装・自動化:準備中
- 1級|社内への推進・教育:準備中
5級の試験はオンラインで実施され、4択・20問を25分間で解答します。14問以上正解(70%)で合格となり、合否は受験直後に表示され合格者には認定証が案内されます。名刺や求人票、自社HPに記載が可能で、5級に有効期限はありません。受験中は資料や検索サービス、生成AIを利用して解答を調べる行為は禁止されています(事前に認められた支援・配慮は除く)。
関係者の見解と今後の展開
株式会社新建新聞社代表取締役社長で新建ハウジング発行人の三浦 祐成 氏は「AIを使えるかどうかが、これからの工務店の差になっていきます。まず基礎を全社で揃えるところから始めてほしい。」とコメントしています。
また、株式会社SHO-SAN代表取締役の髙谷 一起は、AIは学び続けるものであり、基準を設けて現在地を把握することが重要だと指摘しています。会社単位ではなく個人単位に落とし込むことで、社員側から組織を押し上げる力学が生まれるとの考えを示しました。
今後は、実務での活用を測る4級をBAA会員企業向けに提供する準備が進められているほか、3級から1級の展開も予定されています。
企業概要
株式会社SHO-SAN
- 代表取締役:髙谷 一起
- 所在地:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1丁目18-6 第7スカイビル301
- 事業開始:2019年10月
- 従業員数:179名(2026年8月時点)
- 事業内容:広告制作事業/広告運用事業/事業承継支援事業/AI活用支援事業
- コーポレートサイト:https://www.sho-san.co.jp/
本記事は株式会社SHO-SANの発表をもとに作成。
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