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QOのシンクタンクがミドル世代の生存戦略に関するレポートを公開

QO株式会社が運営するマーケティング・シンクタンク「MACRO INSIGHT LAB」は、2026年10月9日に生活者見立て通信「MIL PAPER」の第22回『“思秋期”を生きるいまのオトナの生存戦略』を公開した。中年期に生じる悩みや葛藤に対し、家庭や職場とは異なる第三の居場所や役割を築く「サード・アイデンティティ」の確立を新たな生存戦略として提示している。

中年期に直面する葛藤とパフォーマンス低下

レポートでは、人生の折り返し地点に訪れる心理的葛藤「ミッドライフ・クライシス」に関する外部調査を引用している。株式会社テレビ東京コミュニケーションズのテレ東プラスとYahoo!ニュースが共同で実施した2024年の調査によると、40〜60代以上のうち、日々の生活で「自分は無価値だ」と思うなどの虚無感に襲われることがあると回答した人は49.5%にのぼった。また、残りの人生を考えた際に「今の自分のままでいいのか」と焦燥感に駆られることがあるかという問いには、41.6%が「ある」と回答している。

さらに、株式会社野村総合研究所による2025年の調査では、中年期特有の悩みや葛藤を抱く現象について40~50代就労者の53.0%が自覚しており、そのうち74.5%が仕事のパフォーマンス低下を感じている結果が示されている。

家庭や職場以外の役割を確立する生存戦略

こうした生活者の動向について、QO株式会社のプランナーは背景に「アイデンティティの揺らぎ」があると分析している。職場や家庭での役割を果たす一方で、自分自身の時間や熱量を後回しにしてきた結果、自分が何者かあいまいになっているとし、既存の生活を維持しながら人生の主演である感覚を取り戻したいインサイトが存在すると読み解いた。

これまでの人生経験を活かしながら熱量を注げる第三の居場所や役割を確立する「サード・アイデンティティ」が、現代の大人の生存戦略になると見立てている。事例として、飾らない大人の姿を描いたWebCMや、大人向けに特化した90日ピアノ習得プログラム「サポオト」(株式会社TRACKS)などを挙げている。

企画を担当した岩崎 快、黒川 正昭、米永 真也の各氏は、生活を投げ出すのではなく、人生経験を糧に熱量を注げる第三の居場所や役割を持つことが求められているとし、「この「サード・アイデンティティ」という視点こそが、これからのミドル世代の心地よい生き方や新しいライフスタイルを支えるカギになると考えています」とコメントしている。

40代男性や50代女性から高い共感度

QO株式会社が株式会社マクロミルに委託して実施した検証調査によると、今回の見立てに対する共感度は男性40代で60.2%、女性50代で64.1%となり、これらの層から特に高い評価を得た。自由回答では、サード・アイデンティティがこれからの自分に必要な生活像かもしれないという意見や、現状から抜け出してやりたいことをしたいといった声が寄せられた。

この検証調査は、全国の15~69歳(中学生以下は除く)を対象に、2026年9月16日(水)~17日(木)の期間、インターネットリサーチにより実施された。有効回答者数は1,236人で、性年代別に均等回収されている。

QO株式会社の概要

QO株式会社は、東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9Fに本社を置き、代表取締役社長を恒藤優が務める。博報堂のストラテジックプラニングの知見とマクロミルのデータアセットおよびリサーチケーパビリティを掛け合わせた合弁企業として、1965年6月に設立された。

  • 社名:QO株式会社
  • 代表者:代表取締役社長 恒藤優
  • 本社所在地:東京都中央区京橋2-7-19 京橋イーストビル9F
  • 設立:1965年6月
  • 事業内容:リサーチソリューション事業、マーケティングプランニング事業
  • URL:https://www.q4one.co.jp/

本記事はQO株式会社の発表をもとに作成されています。

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