内房線被災の姉ケ崎・長浦駅間でシェアサイクル実施へ 千葉県やJR東日本など連携
千葉県庁、東日本旅客鉄道株式会社、袖ケ浦市、市原市、国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所、シナネンモビリティPLUS、OpenStreetは連携し、台風25号によるJR内房線及び県道袖ケ浦姉崎停車場線の被災に伴い、鉄道やバスなどを補完する緊急的な移動手段として、姉ケ崎駅と長浦駅の間でシェアサイクルを実施する。
導入の背景と目的
台風25号の影響により、JR内房線の姉ケ崎駅から長浦駅間では、隣接する斜面の崩壊により複数箇所で土砂が線路に流入するなど甚大な被害が発生した。同区間に並走する県道袖ケ浦姉崎停車場線においても土砂が流入し、通行止めとなっている。
JR内房線については、姉ケ崎駅から長浦駅間で運転を見合わせており、運転再開まで少なくとも3か月程度を要する見込みとなっている。このため、鉄道及び道路の被災により大きな影響を受けている地域住民等の移動手段を確保するため、通行可能な道路を活用し、鉄道やバスなどの公共交通を補完する緊急的な取組として実施される。
運行概要と利用料金
実施期間は令和8年10月14(水)から当面の間(JR内房線運休期間中)で、JR内房線及び県道袖ケ浦姉崎停車場線の復旧状況を踏まえ、終了時期を検討するとしている。実施区間はJR内房線 姉ケ崎駅・長浦駅周辺の実証ステーション間となる。
JR内房線姉ケ崎駅及び長浦駅の周辺に臨時のシェアサイクルステーションを設置し、両駅間で自転車を相互に利用・返却できるようにする。OpenStreetが展開するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の専用アプリで会員登録の上、各ステーションに配備された電動アシスト自転車を利用し、利用時間に応じ料金を支払う。
利用料金は、12時間までは無料となっている。12時間を超える場合は、12時間ごとに2,500円の料金が加算される。配備台数は10月14日(水)に合計130台で開始し、10月16日(金)までに300台へ拡大する。
HELLO CYCLINGの詳細URL: https://www.hellocycling.jp/
参加団体別の役割
各団体の役割分担は以下の通り。
- 千葉県:企画、総合調整、走行環境整備
- 国土交通省関東地方整備局:走行環境整備、看板設置
- 市原市、袖ケ浦市:ステーションの提供、走行環境整備への協力、看板設置
- JR東日本:企画、総合調整、シェアサイクルサービスの周知
- OpenStreet(HELLO CYCLING):シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」のシステム提供・運営、車両の提供
- シナネンモビリティPLUS:車両の提供、サービス運営管理、メンテナンス
自転車利用時の注意点と交通ルール
利用にあたってはヘルメットを持参の上、走行時は必ずヘルメットを着用することが求められている。車道は左側を通行するとともに、歩道は通行可能な空間で徐行し、歩行者を優先することや、交通ルールの順守が必要となる。
令和8年4月1日から、16歳以上の自転車運転者による一定の交通違反に対して「交通反則通告制度(青切符)」が導入されている。傘さし、ながらスマホ、イヤホン着用による必要な音が聞こえない状態での運転も反則金の対象となる。
主な違反行為と反則金:
- 通行区分(右側通行):6,000円
- 傘さし運転:5,000円
- ながらスマホ(保持):12,000円
- イヤホン着用:5,000円
本記事は千葉県庁、東日本旅客鉄道株式会社、袖ケ浦市、市原市、国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所、シナネンモビリティPLUS、OpenStreetの発表をもとに作成。
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