池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」、東京駅をジャック

池井戸潤の最新長編小説『俺たちの箱根駅伝』(上・下)の発売を記念して、株式会社文藝春秋が東京駅でスペシャル宣伝プロジェクトを展開中だ。5月6日から12日までの期間、東京駅八重洲中央改札(新幹線乗り換え口)に面した丸柱に、LED照明を配したポスター全11種38枚が掲示されている。

『俺たちの箱根駅伝』は、池井戸潤が箱根駅伝を舞台に、勝利を目指す若者たちの青春群像劇を描いた作品。真剣勝負に挑む選手たちだけでなく、レースを届けるテレビマンたちの知られざる戦いにも焦点を当てている。

著者の池井戸潤は、1963年岐阜県生まれ。1998年に江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズなど数々のヒット作を生み出してきた。2011年には直木三十五賞、2020年には野間出版文化賞を受賞している。

『俺たちの箱根駅伝』の書誌情報は以下の通り。

単行本版:上下巻 各1,980円(税込)、4月24日発売
電子版:上下巻 各1,900円(税込)

東京の玄関口であるJR東京駅で展開されるこの大規模な宣伝プロジェクトは、多くの人々の目に留まることだろう。池井戸潤ファンのみならず、箱根駅伝に興味のある人も、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。