「日本ネーミング大賞2024」大賞は「晴れ風」に決定

一般社団法人日本ネーミング協会は、2024年12月2日に今年最も賞賛すべきネーミングを選ぶ「日本ネーミング大賞2024」の授賞式を開催し、各賞の発表・表彰を行った。第5回となる今回は、762件のノミネートの中から各賞が選ばれた。

最優秀賞(大賞)には、キリンビール株式会社の「晴れ風」が選ばれた。部門優秀賞には、食品・飲料部門で株式会社ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」、化粧品・日用品部門で株式会社AOKIの「パジャマスーツ」、家電・ゲーム部門で株式会社セガ フェイブの「UFOキャッチャー」、店舗・商業施設部門で株式会社一蘭の「味集中カウンター」、その他部門でNPO法人AQUAkids safety projectの「サンダルバイバイ」が選ばれた。

ルーキー部門優秀賞には、キリンビール株式会社の「晴れ風」と冨士川農園の「明日はパラダイス」が選ばれた。地域ソウルブランド部門優秀賞には、学校法人近畿大学の「近大マグロ」、株式会社クレイの「一輪箋」、カタシモワインフード株式会社の「たこシャン」、株式会社徳の「もせち」が選ばれた。

審査委員特別賞には、味の素株式会社の「あえて、」、株式会社イースマイルらの「さよならダニー」、株式会社運動会屋の「運動会屋」が選ばれた。レジェンド賞には、アサヒ飲料株式会社の「三ツ矢サイダー」と「ウィルキンソン」、株式会社サクラクレパスの「クレパス」、株式会社Mizkan Holdingsの「味ぽん」が選ばれた。

日本ネーミング大賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰する年に一度のアワードだ。モノやコトには必ずネーミングがあり、ネーミングの良し悪しは商品・サービスの売り上げに大きな影響を与える。優れたネーミングと出会うことで、新たな価値や変革を生み出し、文化の発展にもつながっていく。

経済のグローバル化によって、世界に通用する国際競争力のあるネーミングや商標権の重要性はますます高まっている。2023年度の商標登録出願数は、164,061件で、1日に約449件程度出願されている。日本ネーミング大賞は、そうしたネーミングの重要性を広く社会に発信することを目的としている。

valvix

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