ディバータ、Kurocoのセキュリティ対策強化を発表
株式会社ディバータは、ヘッドレスCMS・会員システムのバックエンド基盤「Kuroco」において、昨今のサイバー攻撃の高度化を踏まえセキュリティ対策をさらに強化することを発表しました。
既存のセキュリティ対策を継続するとともに、AIを活用したセキュリティチェック、マルチクラウドによるデータ保護、管理画面からの復旧機能などを強化していく方針です。
基本的なセキュリティ対策の維持と組織的な取り組み
Kurocoでは、第三者セキュリティ評価プラットフォーム「Assured」において100点満点中96.6点、評価全体の上位5%に位置する評価を受けています。クラウド基盤では複数のアベイラビリティゾーンを利用した冗長構成や、東京・大阪リージョン間のバックアップなどを標準で実施してきました。
また、コンテナ更新時の脆弱性スキャンをほぼ毎日実施しているほか、VADDYを活用した標準APIの脆弱性診断、WAF、DDoS対策、2要素認証、IPアドレス制限などの機能を提供しています。運営会社である株式会社ディバータは、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)およびプライバシーマークを取得し、組織的な情報セキュリティ管理にも取り組んでいます。
AIを活用した点検機能とAnthropicプログラムへの申請
新たな施策として、AIから管理機能を操作できる「Kuroco Admin MCP」を活用したセキュリティ設定チェック用Skillを既に提供しています。利用者はAIを使ってAPIの公開設定、認証方式、アクセス制御、権限設定などを確認でき、設定不備や潜在的なリスクの早期発見につなげられます。
さらに同社は、Anthropicが提供する「Cyber Verification Program」に申請しており、現在は審査中となっています。同プログラムは審査を通過したセキュリティ専門家や組織に対し、高度なサイバーセキュリティ関連のAI機能へのアクセスを提供するもので、防御側におけるAI活用を高度化していく方針です。
2026年10月15日には複数の機能が標準提供される予定です。
- サイト単位の定期バックアップとマルチクラウド化: サイト単位のバックアップを自動化し、稼働環境とは異なるクラウドサービスへ保存することでマルチクラウドによるデータ保護を実現します。
- 管理画面からのバックアップ復旧機能: これまで同社への依頼が必要だったサイト単位のバックアップからの復旧について、管理画面から利用者自身が操作できるようになります。
- サイト単位のログ定期削除機能: 手動で行っていたログ削除を自動化し、不要なデータを長期間保持するリスクを低減します。
Kurocoについて
Kurocoは、株式会社ディバータが提供する国産のエンタープライズ向けヘッドレスCMS・バックエンド基盤です。
- 主な機能: コンテンツ管理、会員管理、認証、権限管理、承認ワークフロー、API連携など
- 導入実績: 金融機関や上場企業をはじめ、前身サービス「RCMS」を含めて6,000社以上
- 公式サイト: https://kuroco.app/ja/
本記事は株式会社ディバータの発表をもとに作成しました。
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