北國銀行が受付発券システムCQを内製開発 2026年10月より順次導入へ
株式会社北國銀行(代表取締役社長:米谷 治彦)は、営業店におけるサービスの向上と店舗運営の高度化を目的に、新受付発券システム「CQ(Checkin’Q)」を内製開発した。本システムは2026年10月より順次展開を開始する予定となっている。来店予約客と直接来店客の一元管理に加え、待ち時間や対応時間などのデータをリアルタイムで可視化して自動分析できる点が特徴である。
開発の背景と従来の課題
株式会社北國銀行では、利用者に寄り添ったサービス提供を目指し、来店予約サービスの利用拡大を進めていた。
しかし従来の受付発券システムでは、来店予約情報との連携や受付状況の可視化、データ活用に限界があり、待ち時間の短縮や店舗運営の効率化に改善の余地が残されていた。こうした状況を受け、現場の運用実態に合わせて継続的に改善し、店舗運営に必要なデータを収集・分析できる仕組みとして本システムが開発された。
「CQ」は、受付件数や待ち時間、対応時間などの情報をリアルタイムで可視化し、複数店舗の状況を横断的に把握できる機能を備える。蓄積されたデータは、店舗ごとの業務改善や人員配置の最適化、混雑緩和施策の検討に活用される方針である。
システム面では、クラウドサービスおよびローコードプラットフォームを活用した内製開発を採用している。これにより、新システムとの連携や機能追加、店舗ごとの運用変更に柔軟に対応できる体制を整えた。現場の要望を迅速に反映しながら、継続的な改善を図る。
また、来店予約客と直接来店客の受付・案内を一元管理することで、予約の有無に応じた案内を実施し、待ち時間や手続き時間の短縮を目指す。さらに、汎用タブレットやモニターといった一般的な機器を活用することで専用機器への依存を抑え、導入コストや改修コストの低減を図っている。
名称の由来と今後の展望
システム名称である「CQ(Checkin’ Q)」は、「Checkin’(受付)」と「Queue(順番待ち)」の頭文字を組み合わせたものである。受付から案内までの流れをシンプルに表現するとともに、将来的な機能拡張や外部展開も見据えて名付けられた。


同行は今後、店舗からのフィードバックを収集して機能改善を進めるとともに、開発で培ったノウハウや知見を活かし、将来的に金融機関をはじめ窓口業務を有するさまざまな事業者への展開についても検討するとしている。
本記事は株式会社北國銀行の発表をもとに作成されています。
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