JSTQBがテスト自動化エンジニアの最新シラバスVersion 2.0を公開
JSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)は、2026 年 10 月 7 日(水)に Advanced Level シラバス 日本語版 テスト自動化エンジニア(CTAL-TAE)の最新版となるVersion 2.0を公開しました。本シラバスは、テスト自動化ソリューションの設計・実装・検証・継続的改善に関する知識をまとめたもので、持続可能なテスト自動化を実現するための手法と実践を示しています。既に発行されているVersion 2016.J01のメジャーアップデート版として位置付けられています。
今回のVersion 2.0は2016年版を全面的に改訂したもので、テスト自動化エンジニアの役割に関する内容が大幅に拡充されました。一方で戦略に関する内容は、新たに策定されたISTQB®のテスト自動化戦略(CT-TAS)シラバスへ移管されています。
改定にあたっては、自動テストをCI/CDパイプラインに組み込む方法や、ローカル開発環境から本番環境までの各環境でのテスト自動化の活用方法が盛り込まれました。また、SOLID原則などの設計原則や、ページオブジェクトモデルなどのデザインパターンをテスト自動化フレームワークの設計に適用する手法も扱っています。さらに、テスト結果のレポーティング、静的解析によるテストコードの品質向上、AIを活用したテストログ分析といった運用段階の実践的なトピックも含まれています。
本シラバスはテスト自動化の導入や改善を担うテストエンジニアを主な対象としているほか、テストアナリスト、テストマネージャー、ソフトウェア開発者などのソフトウェアテストやテスト自動化に関わる職種、プロジェクトマネージャーや品質マネージャーなどテスト自動化の基本的な理解を必要とする方にも有用な内容となっています。
Advanced Level シラバス 日本語版 テスト自動化エンジニア Version 2.0の構成は以下の通りです。
- 第0章 :本シラバスの紹介
- 第1章 :テスト自動化の概要と目標
- 第2章 :テスト自動化の準備
- 第3章 :テスト自動化アーキテクチャ
- 第4章 :テスト自動化の実装
- 第5章 :テスト自動化の実装とデプロイメント戦略
- 第6章 :テスト自動化のレポーティングとメトリクス
- 第7章 :テスト自動化ソリューションの検証
- 第8章 :継続的改善
- 第9章 :参考文献
シラバスはウェブサイト(https://www.jstqb.jp/syllabus/)より無料でダウンロードが可能です。
解説セッションの開催
2026年10月16日(金)の午前には「インフォメーションセッション」が開催される予定です。セッション内ではJSTQB技術委員が本シラバス(CTAL-TAE V2.0)の内容を解説します。
詳細および申し込みの受付は専用ページ(https://jstqb.connpass.com/event/404535/)で行われています。
JSTQBについて
JSTQB は日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加している ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)に 2005 年 4 月より加盟しています。JSTQB が運営するソフトウェアテスト技術者資格はISTQBを通じて相互認証を行っており、海外でも有効な資格となっています。
JSTQB は日本のソフトウェアテスト技術者の技術向上への貢献を目的に、学習事項であるシラバスを技術情報として無料で提供しています。
- JSTQB ウェブサイト:https://www.jstqb.jp/
- JSTQB 公式X:https://x.com/JSTQB_PR
- 各シラバスのウェブサイト:https://www.jstqb.jp/syllabus/
- お問い合わせ窓口 E-mail:jstqb-query@jstqb.npoaster.jp
本記事はJSTQB(ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



