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ヒューリンクス、薄膜設計ソフトTFCalc V5.0を2026年10月27日提供へ

株式会社アルゴグラフィックスの子会社でサイエンス系ソフトウェアの開発・販売を手がける株式会社ヒューリンクスは、光学薄膜コーティングの設計・解析・最適化ソフトウェア「TFCalc」の新版「TFCalc V5.0」を、2026年10月27日より提供開始すると発表した。現行バージョンである「TFCalc V3.6」からのメジャーバージョンアップとなり、従来の計算アルゴリズムと計算結果の互換性を保ちながら、操作性の向上や解析機能の拡充が行われている。また、提供開始に合わせて、大学や高等専門学校、公的研究機関に向けたアカデミック価格も新設される。

操作性を高めるUI刷新と日本語表示への対応

今回のバージョンアップでは「UI刷新」をテーマに掲げ、現在の設計業務に合わせた操作性の向上が図られた。親ウィンドウ内に設計ごとの層構成やプロット、結果などをまとめて配置できるマルチドキュメントインターフェースを採用し、複数の薄膜設計を並行して進める際の視認性と操作性を高めている。

層構成やターゲット、材料データなどを扱う表形式ウィンドウも刷新され、セルの直接編集や範囲選択、オートフィル、他ソフトとのコピー&ペースト連携、Undo/Redoによる編集履歴管理など、Excelライクな操作感に統一された。さらに、国内ユーザーの利便性を高めるため、日本語表示が新たに追加されており、英語表示との切り替えにも対応する。

3Dプロットの新搭載など解析・可視化機能を強化

解析および可視化の面では、波長×入射角×特性値の3Dサーフェスとして一画面で確認できる3Dプロット機能が新搭載された。マウス操作による回転やズーム、平行移動、任意位置での断面表示のほか、画像としての保存や印刷、クリップボードへのコピーに対応する。

従来の2Dプロット機能も強化され、保存結果の色分け表示やマウスカーソル位置の座標表示、補助線の表示が可能となった。カラーチャート機能は実際の色での表示に対応し、従来の白黒表示への切り替えも行える。加えて、多数の材料データから波長を指定し、屈折率 n または消衰係数 k の条件で絞り込める材料フィルタリング機能も備えた。

64bit移行による性能向上と新設のアカデミック価格

システム面では、アプリケーション全体が64bitアーキテクチャへと移行し、メモリ消費の多い処理における動作安定性が向上した。また、速度優先と精度優先を切り替えられる計算モードが導入され、初期検討から最終確認までの作業効率化を支える。旧バージョン「TFCalc V3.6」との共存が可能で、同バージョンのファイルの読み込みおよび保存にも対応している。対応OSはWindows 11で、3Dプロットの表示にはOpenGL 3.2以降に対応したグラフィックス環境が必要となる。

価格面では、教育や研究の場での活用を促すため、大学、高等専門学校、公的研究機関に所属する教職員・学生を対象としたアカデミック価格が新設される。適用には教育機関発行メールアドレスでの登録や学生証・所属証明の提出が必要となる。新規購入の一般価格は1ライセンスあたり320,000円(税別)で、既存ユーザー向けのアップグレード価格も用意されている。

株式会社ヒューリンクスの概要

  • 社名:株式会社ヒューリンクス(HULINKS Inc.)
  • 所在地:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町5-14 アルゴ日本橋ビル6F
  • 代表者:代表取締役会長 藤澤義麿/代表取締役社長 内山博喜
  • 設立:1986年9月25日
  • 資本金:9,500万円
  • 事業内容:科学技術系ソフトウェア、ファイル共有ソフトウェア、XMLソフトウェア(文書管理支援ソフトウェア等)のパッケージ販売・サポート、システムインテグレーション、ソフトウェアの受託開発 ほか
  • URL:https://www.hulinks.co.jp/

本記事は株式会社ヒューリンクスの発表をもとに作成

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