ぷらっとホームとINTMAX、Web3 RWAの新Wallet技術活用へ
ぷらっとホーム株式会社とINTMAX(Ryodan Systems AG)は2024年11月26日、ThingsToken ™ のステークホルダー参加において、INTMAX Walletの技術を活用することを発表した。
本取り組みは、2024年7月に両社が発表した「モノ(Things)」を含むRWA(Real World Assets:現実資産)を記述する新しい汎用トークンプロトコルの商用化に向けたパートナーシップの一環として実施される。ぷらっとホームが開発するRWA技術「ThingsToken ™」とINTMAXの開発するWallet技術「INTMAX Wallet」を組み合わせることで、Web3におけるRWAとステークホルダー参加の領域を金融領域のみならずモノやデバイスを含む非金融領域まで大幅に拡大することを目指す。
当初はEthereumおよびINTMAX Walletから連携を開始し、その後、INTMAXの開発するプライバシーとスケーラビリティを提供する新しいL2ネットワークであるIntmax2およびPlasma Freeへと適用を進める予定だ。
ThingsToken ™ は、IoTやThingsを含む広範な非金融領域の物理アセット(RWA)をトークン化する技術。一方、INTMAX Walletは、FHE(Fully Homomorphic Encryption)などの最新の暗号学的手法を活用し、ハードウェアウォレットのような高いセキュリティを提供するために、MPC(Multi-Party Computation)とも組み合わせ、デジタル取引のセキュリティとプライバシーを最優先に設計されている。
ぷらっとホームは1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製サーバーを供給してきた。代表的な製品である超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は、日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、IoT分野でもLinuxサーバーをベースとしたIoTゲートウェイが主要産業で幅広く利用されている。