なかよし学園の中村雄一代表理事、岐阜県養老町立高田中学校で記念講演
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの代表理事である中村雄一は、2026年10月2日に岐阜県養老町立高田中学校で開催された創立80周年記念講演会において、「世界とつながる夢と人権」をテーマに記念講演を行いました。会場となった同校体育館には、全校生徒や教職員、PTA、同窓会をはじめとする学校関係者が参加しました。養老町で育まれた人権教育をネパールへ届け、現地の言葉を受け取って再び世界へ発信していく国際的な学びの成果として実施されました。


高田中学校は2026年度の人権推進校として教育活動を展開しており、6月25日の「人権推進校指定書交付式」では中村がオンラインスピーチを行いました。そこでの提案を起点に、2026年6月には同法人がネパール・ルンビニ州のShree Bodwar Secondary Schoolで養老町の人権教育を紹介し、現地生徒がメッセージを寄せた「なかよし人権ツリー」が制作されました。

この往還を受け、高田中学校でも9月17日に全校生徒が「人権花びら」の制作に取り組み、大切な人への思いを日本語や英語、ネパール語などで記入しました。講演会当日のステージには、完成した人権ツリーが展示されたほか、ネパール・ルンビニでの教育活動を通じて現地市長から贈られた記念盾や敬意を表すカタが生徒会へ手渡されました。

世界の現場から問いかける人権と平和

記念講演では「人権ってなんだろう?」という問いを皮切りに、戦争や人権侵害の現場を題材とした学習が行われました。ウクライナやシリアの現状、ルワンダのジェノサイド、アウシュビッツの歴史、第二次世界大戦中に「命のビザ」を発給した杉原千畝のエピソードなどが取り上げられました。


9月に教育活動を行ったウクライナでの地下シェルターの様子なども紹介され、世界の現実を踏まえた上で、身の回りで人権侵害を見つけた際に自分ならどう行動するかを考えるよう投げかけられました。
世代を超えて答えのない問題を議論

講演中は複数回のディスカッションが設けられ、生徒同士だけでなく教職員や来賓とも意見を交わす時間が取られました。「平和ってなんだろう?」「戦争が起こったら、自分はどうする?」といった問いに対し、参加者自身が考えて言葉にするプロセスが重視されました。


講演終了後には、高田中学校同窓会長および副会長と中村が面会し、80周年の節目にふさわしい内容であったと評価が伝えられました。中村は、未知の未来においては自分で考えることが必要であると生徒たちにメッセージを送りました。
地域から世界へ広げる教育モデル「Phase2」へ
今回の取り組みを経て、プロジェクトは「Phase2」へ移行します。Phase1におけるメッセージの往還に続き、Phase2では高田中学校の日々の授業や学校行事、生徒会活動、地域学習などの学びを、同法人が世界の教育現場へ届ける循環をつくる方針です。
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの概要は以下の通りです。
- 目的:教育を通じて世界の平和をつくることを目的に、国内外の教育現場をつなぐ活動を展開
- 教育モデル:日本と海外で学びを循環させる「CoRe Loop」を軸に、探究教育、平和教育、人権教育、防災教育、WASH・保健衛生教育などを実施
本記事は特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトの発表をもとに作成されています。
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