マルハンダイニング、タカシマファームと継続取引 10月17日から応援米を提供
株式会社マルハンダイニングは、「地域共創」をテーマにしたプロジェクトの第一弾として、北海道北広島市で100年以上にわたり米づくりを続けるタカシマファームとの連携を開始しました。双方は複数年の継続取引を前提とした契約を締結し、2026年10月17日から飲食店「ごはんどき」の対象店舗で同ファームの米を「地域応援米」として提供します。販売条件を一定期間見通せる環境を整えることで、生産者の経営基盤づくりを支えるとともに、地域の農業課題の解決を目指します。
複数年の継続取引で安定した経営基盤を構築

北海道における玄米60キロ当たりの概算金は、「ゆめぴりか」が3万円から1万8,500円、「ななつぼし」が2万9,000円から1万7,000円へと、いずれも前年から約4割下落しました。米農家は概算金が発表される前に作付面積を決め、肥料や資材を購入する必要があり、市場価格や概算金の変動が設備投資や事業継続の判断を難しくする要因となっていました。
こうした課題に対し、マルハンダイニングとタカシマファームは複数年の継続取引契約を結びました。毎年の概算金のみに頼るのではなく、米づくりに必要な生産コストや経営条件を双方で協議してあらかじめ定めることで、生産者が翌年度以降の作付けや設備投資、人材確保を前向きに判断できる環境を整えます。
注:概算金の数値は2026年8月以降の北海道内報道、全国動向は2026年9月9日付の共同通信報道を基にしています。
継続取引を背景に地域循環型農法へ挑戦
販売の見通しが立ったことを受け、タカシマファームは堆肥舎などへの大型設備投資を決定し、独自の「熟成クワトロ堆肥」を活用した地域循環型農法に取り組みます。
農業生産資材の価格は、2021年と比較して2026年7月時点で全体で約25%上昇しており、肥料は約45%、光熱動力は約30%上昇しています。熟成クワトロ堆肥は、北広島市内の乗馬クラブ、養豚場、養鶏場、牧場から集めた4種類の堆肥原料を2~3年ほどかけて完熟させるもので、地域資源を活用して持続可能な米づくりを目指します。

注:農林水産省「農業物価統計調査」(2020年=100)を基に算出。2026年7月は概数値。
田植え・稲刈り体験から始まった地域との交流
両社はこれまでに、マルハンダイニングや株式会社マルハンの従業員、地域住民とともに、5月30日に田植え体験、9月19日に稲刈り体験を実施しました。

体験を通じて生産者のこだわりや品質を守る工夫を消費者に伝える取り組みを進めており、体験を通じた交流が複数年にわたる継続取引へと発展しました。
10月17日より「地域応援米」提供と収穫祭を開催
10月17日からは、札幌市内および近郊の「ごはんどき」対象店舗でタカシマファームの米が「地域応援米」として提供されます。
また、提供開始に合わせて対象4店舗で「収穫祭」が開催されます。タカシマファームの米と増毛町の水産加工会社「ぐるめ食品」のたらこ・明太子を使用したおにぎりが、各店舗500個、合計2,000個、成人を対象に無償で提供されます。
収穫祭の開催店舗は以下の通りです。

- ごはんどき美しが丘店
- ごはんどき月寒店
- ごはんどき恵庭店
- ごはんどき千歳店
株式会社マルハンダイニング 会社概要
- 本社所在地:〒135-0033 東京都江東区深川2-8-19 さくらいビル4F
- 代表:代表取締役社長 窪田 猛
- 設立:平成15年4月1日
- 資本金:4,000万円
- ホームページ:https://www.maruhandining.co.jp/
- 事業内容:飲食店の経営、食料品の卸小売業、不動産の売買、賃貸、管理並びに仲介業、前各号の事業に関する経営技術援助、指導並びに情報提供、前各号に付帯する一切の事業

本記事は株式会社マルハンダイニングの発表をもとに作成しました。
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