伊勢市歴史博物館で中村左洲展が11月23日まで開催 賓日館の名品などを展示
伊勢市歴史博物館(三重県伊勢市)で、2026年11月23日(月・祝)まで第1回秋季企画展「中村左洲展─賓日館の至宝─」が開催されています。
同展では、伊勢・二見出身の日本画家である中村左洲(なかむら さしゅう)ゆかりの賓日館に伝わる名品や、伊勢市に寄贈された作品が公開されています。会期中は展示替えが行われるほか、展示作品をテーマにした謎解きイベントや図録の販売も実施されています。

賓日館に伝わる作品を中心に前期・後期で展示替えを実施
本展では、幼い頃から親しんだ自然を観察して写生を重ねた中村左洲による風景や生き物の写実的な表現が紹介されています。賓日館に伝わる「大名行列図」や「寿鯛図」などの名品をはじめ、伊勢市へ寄贈された作品が展示されます。

会期は前期と後期に分かれており、展示替えが行われます。前期は9月19日(土)から10月20日(火)まで、後期は10月22日(木)から11月23日(月・祝)までとなっています。

伊勢の自然を描いた中村左洲と国の重要文化財である賓日館

中村左洲は、現在の伊勢市二見町今一色の漁師の家に生まれました。幼少期から魚や鳥、草花を写生し、1891(明治24)年に18歳で磯部百鱗に師事しました。博覧会での受賞を重ね、多くの皇族に作品を献上するなど日本画家として活動しました。

作品が伝わる賓日館は、1887(明治20)年に伊勢神宮へ参拝する賓客の休憩・宿泊施設として神宮の崇敬団体・神苑会によって建設された建物です。明治末期から大正初期にかけてと昭和初期の2回にわたる大増改築を経て現在の姿となっており、2010(平成22)年に国の重要文化財に指定されました。なお、賓日館は現在、保存修理及び耐震補強工事のため休館中となっています。
会場での謎解きイベントと関連図録の販売
展示室では、展示作品をテーマにした謎解きイベントが実施されています。博物館窓口で配布される冊子を受け取り、展示室内で作品を鑑賞しながら解答する形式で、所要時間は30分~50分程度です。全問正解者にはオリジナルグッズが進呈されます。
また、ミュージアムショップでは2023年に開催された生誕150年記念展「二見に生きた画人 中村左洲 活・生・粋の絵画」の図録が販売されています。同書には、鯛やおしどりなどの生き物、伊勢の自然や人々の暮らしを描いた作品100点が収録されています。
展覧会の開催概要と伊勢市歴史博物館の施設情報
伊勢市歴史博物館は2026年4月25日に開館した施設で、伊勢市駅から徒歩7分の場所に位置しています。常設展示では高さ約5メートルのお木曳車やVR技術で再現した御師邸宅などを紹介しており、企画展は常設展示観覧料で観覧可能です。



展覧会および劇場の概要は以下の通りです。
- 展覧会名:第1回秋季企画展「中村左洲展─賓日館の至宝─」
- 会期:2026年9月19日(土)~11月23日(月・祝)
- 前期:9月19日(土)~10月20日(火)
- 後期:10月22日(木)~11月23日(月・祝)
※前期・後期で展示替えがあります。
- 会場:伊勢市歴史博物館 企画展示室
- 所在地:三重県伊勢市岩渕1丁目2-29 いせ市民活動センター北館2階
- 開館時間:9時~17時(最終入館16時30分)
- 休館日:毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)
- 観覧料金:一般300円、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで無料。
- アクセス:伊勢市駅から徒歩7分
- 電話:0596-63-5300
- 展覧会情報:https://isehaku.city.ise.mie.jp/exhibitions/special/1184/
- 公式サイト:https://isehaku.city.ise.mie.jp/
本記事は伊勢市歴史博物館の発表をもとに作成しています。

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