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神戸市バスの運行計画にALGO ARTISのAIを採用 回送距離削減へ

株式会社 ALGO ARTISが提供する計画DXソリューション「OPTIUM」が、神戸市交通局が運営する神戸市バスの運行計画業務に採用され、2026年10月1日より活用を開始しました。乗降データなどの利用実績に基づく営業ダイヤの検討から、運転士や車両の運用を考慮した仕業作成までをAIで支援します。AIによる計画案では回送距離を22%、運転士の年間残業時間を45%削減できると試算されています。

導入の背景と神戸市バスの課題

神戸市バスは市内86路線を運行し、1日約15.8万人が利用する公共交通です。運転士不足や燃料費等の上昇、将来的な人口減少など事業環境が変化する中、持続可能な運行に向けた計画作成の効率化や属人化の解消が求められていました。

特に乗降時のICカードデータの運行計画への活用や、運転士・車両の効率的な運用が課題となっていました。令和6年度(2024年度)の運行実績に基づくと、総走行距離に占める回送距離の割合は約27%を占めており、回送の削減や複数の計画案を作成・比較できる仕組みの構築が必要とされていました。

OPTIUMによる運行計画の最適化とシミュレーション

OPTIUMは、複雑な計画業務をAI・アルゴリズムで支援する計画DXソリューションです。今回は神戸市バスの運行業務や制約条件に合わせてカスタマイズされ、営業ダイヤと仕業を一体的に最適化するAIが開発されました。

AIは利用実績データや現在の営業ダイヤ、営業所情報、運転士の勤務条件、車両運用・回送などの制約条件を考慮して計画案を作成します。条件を変更しながら複数案を作成・比較できるため、担当者が知見を生かして最終判断を行えます。さらに、営業所ごとの仕業数や担当系統・便数などの前提条件を変更したシミュレーションも可能で、将来的な運行体制の見直しにも対応します。

作業負担軽減と属人化解消への期待

神戸市交通局市バス経営課の奥島 紳司課長(計画担当)は、従来は運行上の制約や労働条件などを踏まえる必要から担当者の経験に依存し、1案の作成に約5か月を要していたと説明。「今回、ALGO ARTIS社の『OPTIUM』を導入することで、さまざまな条件を踏まえた計画案を短時間で複数作成できるようになり、作業負担の大幅な軽減や属人化の解消につながるものと期待しています」と述べています。

株式会社ALGO ARTISについて

株式会社ALGO ARTISは、東京都千代田区に拠点を置き、代表取締役社長を永田 健太郎が務める企業です。運輸、エネルギー、ロジスティクス、製造などの産業において、AI・アルゴリズム技術を活用した計画最適化ソリューションを提供しています。

  • 会社名: 株式会社ALGO ARTIS(アルゴ・アーティス)
  • 代表者: 代表取締役社長 永田 健太郎
  • 設立: 2021年7月
  • 所在地: 東京都千代田区
  • URL: https://www.algo-artis.com/

本記事は株式会社 ALGO ARTISの発表をもとに作成。

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