アニメデータインサイトラボ、2026年夏アニメアワードを発表
株式会社ブシロードのグループ分析組織にあたるアニメデータインサイトラボは、2026年夏アニメ作品を対象に注目度推移を検証・分析した「2026年夏アニメアワード」を発表した。Google検索量に基づくトレンドスコアと、Xのポスト数から算出したファンスコアをもとに、放送10週目までのデータを追跡して5つの賞を選出した。
調査対象と集計方法

調査対象は、2026年夏に放送が始まった73作品(新作52作品、続編21作品)のうち、指標を比較できる68作品である。各作品の放送1〜10週目のデータを用い、トレンドスコアとファンスコアそれぞれの期間平均を対数に変換して偏差値を算出し、両偏差値の平均を「総合偏差値」とした。

集計は9月12日までで、最終回を含まない。賞の対象は集計期間内に8週以上放送された67作品とし、7週分の『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』はランキングに含めつつ賞の対象からは外された。なお、春から放送が続く2クール作品や、1話限りの作品、数分の短編は対象に含まれていない。

各部門の受賞作品

総合大賞には、総合偏差値73.9で対象67作品中1位となった『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』が選ばれた。初週のトレンドスコアは全作品・全週を通じた最大値を記録し、トレンド偏差値77.6で今期1位、ファン偏差値も70.2で3位に入った。

このほかの受賞作品は以下の通りである。

- 話題沸騰賞:『ヤニねこ』
放送2週目にトレンドスコアが3.2倍、ファンスコアが3.6倍となり、前週からの伸びは両スコアとも68作品で最大を記録した。初週から10週目までの偏差値の上げ幅も、10週目まで放送した62作品の中で最大の総合偏差値63.8から72.3への上昇となった。
- 最注目賞:『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
記事数が68作品で1位を記録し、放送前の2週間だけで84本の記事が掲載された。King GnuのOPやMILLENNIUM PARADEのEDの発表、プレミア上映など放送前から話題を集めた。
- ロケットスタート賞:『天幕のジャードゥーガル』
初アニメ化の新規IPとして、初週のトレンドスコアとファンスコアがともに1位となった。
- ファン熱量賞:『バンドリ! ゆめ∞みた』
ファン偏差値70.3で対象67作品の1位となった。原作を持たないオリジナル・メディアミックス8作品の中でも両スコアで1位となり、放送後半もファンスコアが前半の9割近い水準を維持した。

偏差値ランキングの動向


ランキング全体の1位は、放送5週目に両スコアが急増しファンスコアが全作品・全週の最大値を記録した『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』となった。
TOP10の顔ぶれは、初週のTOP10のうち8作品が10週間の平均でもTOP10に残った。順位の変動では、『ヤニねこ』『バンドリ! ゆめ∞みた』『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第3期』の4作品が放送後半の維持率の高さで順位を上げている。
調査・レポート関係者
- レポート著者:株式会社SevenDayDreamers 湯通堂 圭祐
- レポート編集:アニメデータインサイトラボ 代表 大貫 佑介
- 発表元組織:株式会社ブシロード(代表取締役社長:木谷高明、本社:東京都中野区)
本記事は株式会社ブシロードの発表をもとに作成されています。
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