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品川区の東品川海上公園でPark-PFI導入の各施設が運営を開始

品川区の東品川海上公園において、品川区立公園で初となるPark-PFI(公募設置管理制度)事業が導入され、10月4日に各施設の運営が開始された。日鉄興和不動産株式会社を代表法人とする共同企業体が整備を進め、水辺空間の利活用促進や地域の交流拠点づくりを目指している。公園を単に「使う場所」から、多様な人々が思い思いの時間を過ごせる「過ごす場所」へと進化させる取り組みとなっている。

飲食施設や品川区立公園初のドッグランを整備

園内には、景観やヒューマンスケールとの調和に配慮した木造平屋建ての飲食施設が整備された。軒天には多摩産材を活用しており、運河を望む段床客席に加え、地域共創スペースや水辺アクティビティの受付・更衣・シャワー機能を備えている。テナントには、静岡県静岡市発のクラフトビールメーカーであるWest Coast Brewingがペットフレンドリーな直営ビアレストランとして出店し、自社醸造のクラフトビールやNYスタイルピザ、BBQなどのアメリカンフードを提供する。

また、株式会社PETSPOTとの協業により、品川区立公園初となるドッグランも整備された。全犬種フリーエリアと小型犬専用エリアの2区画で構成され、犬用遊具として飲食施設建設地に植栽されていた桜の木材を活用したDOG STICK LIBRARYが設置されている。

株式会社ヘラルボニーとの協業により、園内設備を活用したアート展開も行われている。自動販売機やスマートゴミ箱には水上詩楽さんの作品が施され、既存トイレには品川区の都市ブランディングにも採用されているYay Yay Shinagawa 2025(岡部志士さん)が展開されている。

目黒川とアイル橋を間近に望むポケットパークには、暑熱対策となるクールスポットや、品川区の「雨水しみこみプロジェクト」の一環である雨水貯留ブロックを活用したグリーンインフラ、今後利用者とともに育てていく共創の場としてのウェルカム花壇が整備された。休養機能としては、多摩産材を活用し、金物を使わず木と紐、人の手で組み上げる構造体hitoto-ヒトト-(ウッドデザイン賞受賞作品)を採用した可動式クールスポットも導入されている。

さらに、災害対応型自動販売機や、太陽光発電で自立稼働するIoTスマートゴミ箱、公園イベントや水辺アクティビティ用の備品を保管する倉庫・艇庫も新設された。

東品川海上公園では、国内3×3リーグであるPLCO3XS(プルコトライクロス)の公式戦の実施も予定されている。バスケットボールコートの半面を使用し3人対3人で行う競技で、トップレベルのスポーツに触れられる機会の創出と東品川エリアの賑わいづくりを目指すとしている。

  • 開催日時:2026年10月18日 11:00~ 東品川海上公園(予定)※雨天時は別場所変更

事業概要

  • 認定計画提出者:東品川海上公園共同企業体
  • 代表法人:日鉄興和不動産株式会社
  • 構成法人:日本体育施設株式会社、株式会社アール・アイ・エー、大日本ダイヤコンサルタント株式会社
  • 公募対象公園施設:飲食施設(水辺 BBQ テラス・地域共創空間含む)、自動販売機・スマートごみ箱
  • 特定公園施設:ドッグラン、倉庫・艇庫、駐輪場、クールスポット可動式日除け、ウェルカム花壇・デッキ
  • 利便増進施設:広告掲示板
  • 公式サイト:https://www.higashishinagawa-seapark.com/

本記事は東品川海上公園共同企業体(代表法人:日鉄興和不動産株式会社)および品川区の発表をもとに作成。

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