ウイスキー検定第19回、9月に在宅で実施

ウイスキー文化研究所は、第19回ウイスキー検定を2024年9月20日から30日までの期間で実施すると発表した。ウイスキー検定は、ウイスキーの知識を問う検定試験で、基本の3級、2級、日本のクラフトウイスキーに特化したジャパニーズクラフトウイスキー(JC)級の3つの級がある。

今回の検定は在宅試験形式で行われ、受験者は定められた期間内に自宅等で受験する。受験料は3級が4,400円、2級とJC級が5,500円だが、2つ以上の級を併願すると10%割引される。申込期間は5月20日正午から8月22日(コンビニ支払・銀行振込の場合)または8月29日(クレジットカード支払の場合)までとなっている。

ウイスキー検定では、充実したテキストや問題集も用意されている。5年半ぶりに改訂された「増補新版 ウイスキー検定公式テキスト」は、ウイスキーの基本から最新情報までを網羅したウイスキーファン必携の一冊だ。また、JC級の公式テキストには「ジャパニーズウイスキーイヤーブック2024」が使用され、日本のクラフトウイスキーの現状を知ることができる。

ウイスキー検定は、ウイスキーをもっと知り、楽しむことを目的とした検定試験で、2014年の開始以来、累計申込者数は約30,000人に上る。趣味として楽しむ人だけでなく、酒類を扱う職業の方にも好評だ。

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守氏が代表を務める団体で、ウイスキー文化の普及を目的に様々な活動を行っている。ウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行やイベントの企画・運営、ウイスキーコニサー資格認定試験、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の運営など、幅広い取り組みを行っている。