池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』第3弾プロモーション始動、箱根駅伝の出場校決定に合わせ
株式会社文藝春秋は、2025年1月2日・3日に開催される第101回箱根駅伝の出場全20校が決定したことを受け、池井戸潤氏の小説『俺たちの箱根駅伝』(上・下)のプロモーション・スペシャルプロジェクト第3弾の概要を発表した。
10月19日に行われた予選会で、青山学院大学、駒澤大学、城西大学、東洋大学、國學院大學、法政大学、早稲田大学、創価大学、帝京大学、大東文化大学のシード校に加え、立教大学、専修大学、山梨学院大学、日本体育大学、中央学院大学、中央大学、日本大学、東京国際大学、神奈川大学、順天堂大学が出場権を獲得。約2カ月後に迫った国民的スポーツイベントへの期待が高まっている。
文藝春秋では、池井戸潤氏の『俺たちの箱根駅伝』のプロモーション企画第3弾として、全国の書店8チェーンの協力を得て、書店員のコメントが入った特別帯を製作。箱根駅伝で選手たちがつなぐ「襷(たすき)」をイメージし、書店ごとに異なるカラーとコメントの帯を店頭で展開する。
同作は、箱根駅伝出場をかけて奮闘する古豪・明誠学院大学陸上競技部と、その模様を中継する大日テレビ・スポーツ局の姿を描いた青春スポーツ小説。著者の池井戸潤氏は、『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなどの著作で知られ、数々の文学賞を受賞している。
文藝春秋の営業担当者は、「池井戸さんが作品に込めた熱い思いが襷になり、書店員さんがコメントという形でつないでくださいました。それを我々が受け取り、また書店さんへ、そして読者の方々へ、つないでいただけたら」と、今回の企画への思いを語っている。