ひとり暮らし女性の投資意欲が高まる傾向に! 家計・投資事情を調査

株式会社エイブルが運営するひとり暮らし女性応援サービス「メゾンエイブル」は、2024年3月にひとり暮らし女性と実家暮らし女性を対象に、ライフスタイルに関するアンケート調査「メゾンエイブルレポート」を実施した。今回のテーマは、今年1月から開始した新NISAなどの投資について、「ひとり暮らし/実家暮らし女性の投資事情」の結果をレポートしている。

調査の結果、新NISA(旧NISA含む)を運用している人は全体の22.8%と少数派だったが、証券口座の開設や投資商品について情報収集中など「新NISA活用準備中」の方が48.7%と多く、およそ半数の方が新NISAに興味関心を持ち運用してみたいと考えているものの、まだ運用には至っていないという状況が明らかになった。

新NISAの利用率は、ひとり暮らしが29.7%、実家暮らしが20.0%と、ひとり暮らしの方が約1割高い結果となった。また、準備中の層も含めると、ひとり暮らしの方が新NISAに対して関心度が26.8%高いことが分かった。年収別では、実家暮らしで年収500万円以上の層が最も新NISAに関心が低く、ひとり暮らしでは年収300万円未満の層が新NISA利用率34.8%と最も高い回答となった。

家計簿の利用状況では、ひとり暮らしの約半数以上が家計簿を活用している一方で、実家暮らしで家計簿を利用している割合は3割程度だった。家計簿利用と新NISAの利用状況を見ると、家計簿をつけている人の方が新NISA利用率が6.6%高く、準備中の人も含めると家計簿をつけている人では関心度が11.5%高いことが明らかになった。この結果から、ひとり暮らしをしている層では、家計管理を通して必然的にお金に対する意識が高まり、投資に対する関心も高まっているのではないかと考えられる。

新NISA利用に至っていない人の理由では「制度が難しくてよく分からない」という回答が最も多く、正しい知識を得る機会が求められていることが分かった。100円から運用できる新NISAでは、少額でも投資が可能なことから、年収に関係なく正しい知識を得て運用することが重要だ。

メゾンエイブルでは、ひとり暮らしの生活が安心・快適でポジティブなものとなるよう応援しており、今年3月に投資や家計管理について学ぶ「マネー講座(参加無料)」を開催。今後も、お金の知識や生活に役立つ講座を開催予定だ。5月29日には、メンタルヘルスケアを目的に「#メゾンエイブル保健室|ココロとカラダをポジティブに」と題し、お坊さんへの相談オンラインイベントを開催する。