IGSが非認知能力測定ツールAi GROWの実践的な特設ページを公開
Institution for a Global Society株式会社(IGS)は、全国の学校に向けて、非認知能力の可視化や育成を支援する測定ツール「Ai GROW」の実践的な特設ページを公開しました。文部科学省による「N-E.X.T.ハイスクール構想」の追加採択(2026年9月15日公表)など高校教育改革が進むなか、高校での学びを社会で求められる力へつなげる視点にフォーカスしています。学校が掲げる教育目標に向けた過程を仕事から逆算し、測れる指標(KPI)へ具体化する考え方や手順を提言しています。
高校教育における目標設定とKPI化の課題
全国の多くの学校では「主体的に学び続ける生徒の育成」などの到達目標(KGI)を掲げて教育活動が行われています。一方で、1年目や2年目で何がどこまでできていればよいかという中間指標(KPI)まで具体的に描けている学校は多くない状況にあります。
特に主体性や協働性、粘り強さといった非認知能力・ソフトスキルの成長は一般的な学力テストに直接表れないため、成果としての説明が難しい分野とされています。IGSは、仕事で求められる力から逆算して目標をKPIに翻訳していくことが高校教育改革を進めるうえで欠かせない視点だとしています。
IGSは児童・生徒の非認知能力を測定するアセスメント「Ai GROW」を通じ、以下の3つの視点から教育現場での成果可視化を後押しするとしています。

- 実証事業・行政への成果説明とKPI設定:生徒の自己評価と他者評価(360度評価)に独自アルゴリズムによるバイアス補正を加え、主体性や協働性などのコンピテンシーを数値化してKPIの進捗確認や客観的な成果の可視化に寄与します。
- 生徒・現場教職員に伴走する日々の学び:探究型学習やPBL(課題解決型学習)において強みや成長を可視化し、経験を振り返って次の学びにつなげる材料を提供します。
- 拠点校・協力校間や地域・大学等との共通言語化:計測可能な25のコンピテンシーの組み合わせで教育目標を定量的に捉え、連携先と同じ言葉で語り合える環境を整えます。
特設ページの内容と代表者コメント
公開された特設ページ「学校は『仕事』に必要な力を言語化できているか?——求める人材像を、学校のKPIに変える」では、仕事の現場で求められる力から逆算して学校の教育目標をKPIに落とし込んでいく手順などが紹介されています。
IGS代表取締役社長 COOの中里 忍は、AIの進展により仕事内容や求められる力が変化するなかで学校と企業が対話を重ねることの重要性に触れ、「仕事で必要な力に目を向けると、日々の授業や課題研究が、社会のどこにつながるのかが見えてきます。そこで育まれる力は、進学後の学びや地域での活動、自分の人生を選ぶ場面でも生きるものです」とコメントしています。

「Ai GROW」は、特許取得の独自アルゴリズムによる評価バイアス除去を備えた、スマートフォン・タブレットで測定可能な教育機関向け非認知能力測定ツールです。2026年8月現在、全国630校に有償導入されており(累計)、令和7年度文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校230校のうち65校も含まれています。蓄積された児童・生徒の評価データは1.25億件にのぼります。
Institution for a Global Society株式会社について
- 所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
- 設立:2010年5月
- 代表者:代表取締役会長CEO 福原 正大/代表取締役社長 COO 中里 忍
- 資本金:91百万円(2026年9月末現在)
- 事業内容:学校・企業向けに、非認知能力を含む人の能力・特性を可視化する評価プラットフォームの開発・提供
本記事はInstitution for a Global Society株式会社の発表をもとに作成しています。
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