サンプラテック 再生医療分野向けに包装・滅菌受託サービスを開始
プラスチック理化学機器メーカーの株式会社サンプラテック(大阪府大阪市、代表取締役:加藤学司)は、再生医療分野向けの「包装・滅菌受託サービス」を開始しました。
製品に応じた滅菌方法の選定から輸送や保管などに適した包装設計までを一貫してサポートするサービスです。包装や滅菌に関する専門知識や設備を自社で全て用意することなく、製品開発の初期段階から相談できる体制を整えることで、再生医療を安全に届けられる社会を目指すとしています。
再生医療の産業化と包装・滅菌の課題
再生医療は研究や治験の段階から医療現場で患者に届ける産業化の段階へと進みつつあり、2026年3月にはiPS細胞由来の再生医療等製品2品目が条件付きで承認され世界初の実用化に至るなど、社会実装に向けた動きが広がっています。

産業化には高品質かつ効率的に製造できる体制が求められ、部材調達からアッセンブリ(組立)、包装、滅菌、供給までをつなぐ体制が重要とされています。なかでも包装・滅菌は安全性と品質を確保するうえで欠かせない工程ですが、製品特性に応じた滅菌方法の選定や包装設計が必要となり、自社のみで構築する場合は設備の導入コストや専門知識が求められます。
10年以上の知見を生かした受託体制
同社は再生医療向けブランド「iP-TEC®」を通じて10年以上にわたり細胞培養/ライブ輸送容器やデバイスの開発に取り組んできた経験を持ちます。この知見を生かし、再生医療分野で広く使用されるシングルユース製品(使い切り製品)を対象とした受託サービスを展開します。
同社の取締役 企画開発本部長である森 正樹氏は、再生医療の産業化には資材・機器メーカーとの連携が欠かせないとしたうえで、再生医療用容器の開発で培ったネットワークとノウハウを活かし製造現場の課題解決を支援する旨を述べています。
本サービスでは、以下のサポートが提供されます。
- 滅菌受託サービス:滅菌に関するコンサルティングを行い、適した滅菌方法の提案から協力会社への手配、薬機法への対応まで支援
- 包装受託サービス:各種滅菌方法に適した包装材や容器・袋の手配、滅菌前の一次包装、滅菌業者への依頼、配送、最終ユーザーへの納品まで一貫対応
- 長年のノウハウを生かしたサポート:プラスチック分野で培ってきたノウハウを活用し、研究者や開発担当者が専門業務に注力できる環境づくりに貢献
サービスの概要は以下の通りです。
- サービス名:包装・滅菌受託サービス
- 開始日:2026年10月1日(木)
- 内容:包装・滅菌に関する資材開発・アッセンブリ及びコンサルティング全般
- 対象:再生医療分野におけるシングルユース製品
- 価格:案件による
- URL:https://iptec.sanplatec.co.jp/product/outsourcing/
株式会社サンプラテックは「プラスチックとテクノロジーの融合」を基本理念にプラスチック製理化学機器・器具の製造販売を行うメーカーで、以下のブランドを展開しています。
- 細胞培養、ライブ輸送の容器&デバイスを取り扱う「iP-TEC®」
- 研究室の実験機器、設備を取り扱う「LC4P®」
- 実験、研究、製造現場のプラスチック製ボトル容器を取り扱う「IREMONO」
- 研究者に寄り添ったアイデア商品を展開する「Platine®」
本記事は株式会社サンプラテックの発表をもとに作成されています。
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