千葉・大網白里市初のクラフトビール「Rusty Nest IPA」の醸造開始

千葉県大網白里市に本社を置く株式会社ぷらすわんは、2024年3月21日、同市初のクラフトビール「Rusty Nest IPA」の醸造を開始したと発表した。

同社の蝦名醸造士は、修行先である銚子ビールで自身初のクラフトビールを醸造し、「2nd Step」と名付けた。この「2nd Step」は、JAPAN GREAT BEER AWARDS 2024で銅賞を受賞した。蝦名醸造士は、「2nd Step」をベースに改良を重ね、ホップの効いた飲み口はそのままに、「Rusty Nest IPA」を開発した。

「Rusty Nest IPA」は、同社のロゴカラーである金色をイメージし、アメリカンIPAの中でも最もゴールドに近い透明感のある色を目指している。また、飲んだ時の喉越しを爽やかにすることで、白里海岸の海風を浴びながら飲むのに最適なビールになるよう改良されている。

蝦名醸造士は、2024年3月21日、銚子ビールの設備を借りて、ゴールデンウィークに向けて「Rusty Nest IPA」の仕込みを行った。これが「Rusty Nest IPA」の第一号となる。冬までは、OEM(相手先ブランド製造)での製造となる予定だ。

株式会社ぷらすわんは、「Rusty Nest IPA」の製造販売を通じて、大網白里市の地域がより魅力的になるように貢献していきたいとしている。同社は、大網白里市南今泉の廃工場跡地にクラフトビール醸造所とカフェ&バー、簡易宿泊施設などを建設する予定だ。