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神戸でパーキンソン病啓発イベント開催へ 全員仮装で心理的壁を解消

特定非営利活動法人コントロールPDは、2026年10月24日に神戸市のしあわせの村で、参加型啓発イベント「PDハロウィ〜ンフェス2026」を開催する。参加者やスタッフ全員が仮装することで誰が患者か分からない状態をつくり、心理的な壁を取り払った形で交流を深める取り組みで、今回で4回目を迎える。当事者や家族をはじめ、医療・介護関係者や一般参加者が全国から集う予定となっている。

仮装により患者と非患者の心理的壁を解消

厚生労働省指定の難病であるパーキンソン病は、国内に約20万〜29万人の患者がいるとされ、50〜65歳での発症が多く高齢者では100人に1人が罹患する身近な疾患である一方、社会的理解は十分とはいえない状況にある。薬切れによる動きの変化に対する誤解や、仕事や人間関係への影響を懸念して病名を明かせず、孤立してしまう当事者も存在する。

本フェスでは、参加者とスタッフ全員が仮装を行うことで誰が当事者か分からない状態を作り出している。サングラス1つなどの簡単な道具でも参加可能とすることで、病名や立場にとらわれず、1人の人間として対等に会話が始められる配慮がなされている。

声と身体を動かすゴスペルやダンスへの挑戦

4回目となる今回は、パーキンソン病の代表的な症状である「小声」や「筋肉の強張り」に対し、参加者全員で声を合わせる取り組みが導入される。言語聴覚士の指導による表情筋や首回りのストレッチを取り入れた「ゴスペル(OH HAPPY DAY)」の合唱や、「ダンス(銀河鉄道999)」が実施される予定となっている。

また、事前に配信される動画を活用した練習や、パーキンソン病に特化したボクシングプログラム「ロックステディ・ボクシング」、けん玉など、楽しみながら身体を動かすリハビリ運動プログラムも予定されている。

当事者主体のブース出展や早期発見の啓発活動

会場では、生活全般や寝具・洋服・福祉用具・住宅の困り事に関する相談および体験ブースが設置される。特に60歳以下のグループによる当事者同士の語り場や、ゲーム・カルタを通じたパーキンソン病啓発企画も行われる。

現役世代の当事者グループ「どない屋」による企画・運営ブースでは、当事者が発案したヘルプカード「どしたん?」カードの普及や展示が実施されるほか、便秘や嗅覚低下といった運動症状以外の初期症状を伝えるハロウィンウォークを通じて、早期受診の大切さを呼びかける。

  • 名称:PDハロウィ〜ンフェス2026(第4回パーキンソン病啓発イベント)
  • 日時:2026年10月24日(土)受付 9:00〜 / 午前の部 10:00〜 / 午後の部 13:00〜(雨天決行)
  • 会場:神戸市しあわせの村 研修館大ホール(兵庫県神戸市北区しあわせの村1-1)
  • 主催:NPO法人コントロールPD
  • 後援:神戸市、全国パーキンソン病友の会兵庫県支部、神戸市難病団体連絡協議会
  • 参加費:大人 3,500円 / 子供(小学生以下) 500円(参加特典:サコッシュ・お菓子など)
  • 参加条件:仮装(サングラスひとつでもOK / 簡単な仮装用品の貸出あり)
  • 詳細・申込:https://www.controlpd.org/pdhalloween2026

会場内には看護師が常駐する救護室や休憩室が完備され、短い歩行コースや座ったままの参加にも対応する。

主催団体について

  • 団体名:特定非営利活動法人コントロールPD
  • 代表理事:津野明美
  • 所在地:兵庫県神戸市北区鈴蘭台北町4-1-20-105
  • 活動内容:パーキンソン病当事者・家族の支援、YouTubeチャンネル「コントロールPD」(毎週水曜更新、380本以上配信)による情報発信、啓発イベントの企画運営
  • 公式WEBサイト:https://www.controlpd.org/

本記事は特定非営利活動法人コントロールPDの発表をもとに作成されています。

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