コーセー、唇の動きに追従するリッププランパー開発 2026年11月発売製品に応用
株式会社コーセーは、追従性の高い「ウレタンオイル」を応用し、会話などで唇が動いた後でも縦ジワレス(メイクアップ効果による)が維持され、均一なツヤによってボリューム感が続くリッププランパーを開発しました。この研究成果は、2026年11月16日発売の「ヴィセ ネンマクフェイク リッププランパー」に応用されます。
唇の動きによる縦ジワやボリューム感低下の課題に着目
唇の縦ジワは疲れた印象や年齢を感じさせる印象を与えるとされており、多くのユーザー共通の悩みとなっています。近年の口紅市場では、縦ジワを目立たなくして立体感のある仕上がりを実現するリッププランパーが注目を集めています。

一方で、従来の製品は塗布直後のボリュームアップ効果に優れるものの、会話などで唇が動くと化粧膜が追従できずに縦ジワへ落ち込み、均一なツヤを失ってボリューム感を保てなくなる課題がありました。そこで同社は、唇が動いても塗布直後の縦ジワレスなボリューム感を維持できる製剤の開発に取り組みました。
同社は、柔軟性に優れて唇の動きへの追従性が期待できる「ウレタンオイル」に着目しました。人の肌を模した人工皮革の上に製剤をひいて伸縮させる検証では、ウレタンオイル未配合品が膜の動きに追従できずに境界からにじんだのに対し、配合品はにじみがなく高い追従性を示しました。
このウレタンオイルを軸に、ツヤの高い他の油剤や膜の厚みをつくる素材を最適な比率で組み合わせることで、新たなリッププランパーを開発しました。
会話後も仕上がりが持続することを検証で確認

人の唇を用いた検証では、従来品が会話後に膜のにじみや縦ジワの目立ちが生じた一方、開発品は会話後も縦ジワレスな仕上がりとボリューム感を維持できることが確認されました。
さらに機器を用いた唇の凹凸の定量的な可視化検証でも、素唇に見られる格子状の縦ジワや横ジワをカバーできていることが確認されています。同社は今後も、顧客ニーズに応える化粧品の機能実現に向けて製品開発を推進する方針です。
企業概要

- 社名:株式会社コーセー
- 本社:東京都中央区
- 代表取締役社長:田中 慎二
本記事は株式会社コーセーの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



