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日鉄興和不動産、銀座に高層ハイブリッド木造ホテルを2026年10月着工へ

日鉄興和不動産株式会社(代表取締役社長:三輪 正浩)は、東京都中央区銀座七丁目で開発を進める「(仮称)木挽ビルホテル計画」について、2026年10月に新築工事に着手する予定であることを明らかにしました。あわせて本計画が、国土交通省の「令和8年度優良木造建築物等整備推進事業」における「先導枠」に採択されたことも発表されています。同社が長年保有する社有地を活用し、レジデンシャルホテルブランド「&Here」において初となる上位グレードのフラッグシップホテル開発を目指します。

高層ハイブリッド木造建築を採用し350㎥超の木材を利用

本計画は、同社にとって初となる高層ハイブリッド木造建築への挑戦となります。木柱・木梁、CLT耐震壁、木ブレースといった複数の木造技術を組み合わせ、安全性や耐久性、経済性を確保しながら都市部における中大規模木造建築の可能性を追求します。

さらに木鉄ハイブリッド柱や配筋付製材型枠などの木質化技術も導入し、総木材使用量350㎥を超える規模の木材利用を実現する計画です。客室や共用部にも木の温もりや質感を取り入れ、木の魅力を身近に感じられる滞在体験を提供するとしています。

設計監理は株式会社三菱地所設計、施工は熊谷組・住友林業特定建設工事共同企業体が担当します。先進的な木造設計技術と、豊富な中大規模木造建築の実績や調達ノウハウを融合させてプロジェクトを推進します。

国土交通省の優良木造建築物等整備推進事業に採択

本計画は、中大規模建築物の木造化・木質化を通じて脱炭素社会の実現や森林循環の促進を図る国土交通省の「優良木造建築物等整備推進事業」において、令和8年度先導枠に採択されました。先導枠は、先進的な木造技術などを有し普及効果が期待されるプロジェクトを対象としています。

構造部材を含む積極的な木材活用の設計提案や、熊谷組によるECI方式での技術協力を通じた設計・施工両面での課題解決への取り組みが評価されたとしています。

国際環境認証の取得と地域共生への取り組み

環境面では、建築物の環境性能を総合的に評価する国際認証「LEED Gold」および、ランドスケープや屋外空間を評価する国際認証「SITES Gold」の取得を予定しています。木造化によるCO₂排出量削減に加え、屋上ガーデンの整備やエネルギー効率の向上など、多角的な環境配慮に取り組みます。

地域連携としては、日本製鉄㈱北日本製鉄所釜石地区が立地する岩手県釜石市の釜石森林組合と連携し、釜石産材の活用を推進します。あわせて、かつて「木挽町」と呼ばれた銀座の歴史や文化、コミュニティと連携したにぎわい創出を進める方針です。

計画概要

  • 計画名称:(仮称)木挽ビルホテル計画
  • 所在地:東京都中央区銀座七丁目205番1、205番12(地番)
  • アクセス:東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅 徒歩4分
  • 事業主:日鉄興和不動産株式会社
  • 設計監理:株式会社三菱地所設計
  • 内装設計:株式会社乃村工藝社
  • 施工:熊谷組・住友林業特定建設工事共同企業体
  • 用途:ホテル・飲食店・自動車車庫
  • ブランド:&Here(ブランドサイト:https://andherehotels.jp/ )
  • 客室数:130室
  • 延床面積:約9,742㎡
  • 建築面積:約1,047㎡
  • 構造形式:S造、RC造、木造
  • 階数:地上12階、地下1階(最高高さ約42m)
  • 着工:2026年10月(予定)
  • 開業:2029年10月(予定)

本記事は日鉄興和不動産株式会社の発表をもとに作成されています。

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