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クラシエと東海光学、ねるねるねるねの体験価値を脳波や認知課題で科学的に検証

クラシエ株式会社は東海光学株式会社との共同研究により、「ねるねるねるね」を用いて知育菓子®の体験価値を科学的に検証したと発表しました。健康な成人男女19名を対象とした実験で、脳波成分P300の潜時や認知課題の反応時間、主観的な集中感との関連が示唆されたとしています。研究成果は2026年9月17日に開催された日本感性工学会で発表されました。

成人19名を対象に3つの観点で検証

本研究は、知育菓子®の特長である「作って食べる体験」に着目し、クラシエ株式会社(ウェルビーイングリサーチセンター・食品研究所)と東海光学株式会社が共同で実施しました。

実験では健康な成人男女19名を対象に、「ねるねるねるね」を作って食べる条件と、作製および喫食に相当する各2分30秒を安静に過ごす安静条件を設定しました。同じ参加者が別の日に両方の条件に参加し、実験開始時、「ねるねるねるね」の作製直後、喫食直後、喫食5分後、喫食10分後の計5回測定を行っています。

測定内容は、刺激の認知に関連して現れる脳波成分「P300」の潜時、画面周辺に現れる橙色の丸を見つけた際にボタンを押す認知課題の反応時間、そしてVAS法を用いた主観的な集中感の3点です。

作製直後の脳波短縮や主観的集中感の上昇を確認

検証の結果、「ねるねるねるね」を作る条件では安静条件と比較して、作製直後のP300潜時が有意に短くなりました。また、作製直後の認知課題における反応時間も短くなる傾向がみられました。これらは喫食前に得られた結果であり、食品としての喫食後の生理的効果を示すものではないとしています。

さらに主観評価においては、作って食べる条件で安静条件と比べて、喫食直後から喫食10分後まで課題に対する主観的な集中感が有意に高くなることが確認されました。ただし、これは客観的な集中力そのものではなく、参加者が回答した主観的な変化を示すものです。

体験価値の客観的評価に向けた今後の展望

研究結果について同社は、「ねるねるねるね」の混ぜる、練る、変化を観察するといった「作って食べる体験」が、脳波や認知課題の反応時間、主観的な集中感と関連する可能性を示すとともに、知育菓子®の体験価値を客観的指標で捉える可能性を示すものとしています。

一方で、どの体験要素が結果に影響したのかは明らかになっておらず、作ることと食べることを一連の体験として評価しているため、個別の影響を検証したものではないと説明しています。また、特定の条件下で成人を対象に実施されたものであり、子どもを対象とした研究や商品の一般的な効果を保証するものではないという注記も示されています。

本記事はクラシエ株式会社の発表をもとに作成しました。

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