SAMURAI ARCHITECTS、AI RenderyでSOC 2を取得
株式会社SAMURAI ARCHITECTSは、建築特化型画像生成AI「Rendery」について、米国公認会計士協会(AICPA)が定めるTrustサービス規準にもとづく内部統制の保証報告書「SOC 2」を取得した。取得にあわせ、サービスサイト上にもセキュリティに関する情報を掲載している。
基準日時点での内部統制を評価する「Type 1」を取得
SOC 2(System and Organization Controls 2)は、米国公認会計士協会(AICPA)が策定したTrustサービス規準をもとに、クラウドサービス事業者の内部統制が適切に整備・運用されているかを独立した監査人が検証してまとめた報告書である。システムそのものに加え、アクセス権限の付与や棚卸し、変更管理、監視、インシデント対応といった日々の運用が機能しているかなど、組織としての管理体制が評価の対象となる。
報告書には2種類あり、基準日時点での統制の設計と整備状況を評価する「Type 1」と、一定期間にわたる継続運用まで評価する「Type 2」が存在する。同社が今回取得したのはType 1となる。
大手企業での実務利用拡大を背景に第三者評価を取得
同社によると、Renderyの利用は設計事務所やゼネコン、デベロッパーなどの実務へ広がっており、有償利用企業は150社以上、アカウント数は約10000以上にのぼり、このうち79%をエンタープライズ契約が占めている(2026年4月時点・当社実績)。
大手企業の設計現場への導入が進むにつれ、データの保管場所やアクセス権限の管理体制といったセキュリティに関する確認が増加した。これに対し、客観的な導入審査の基準として活用できる第三者評価としてSOC 2の取得に至ったとしている。
なお、ユーザーが入力した画像やプロンプトを生成AIモデルの学習に利用しない方針は取得前後で変わらず、引き続き利用規約に沿って運用される。
導入審査の効率化と今後のセキュリティ体制強化
今回の取得により、利用企業や導入検討企業は、セキュリティチェックシートへの回答や情報システム部門との協議を報告書を起点に進められるようになる。自己申告ではなく独立した監査人の検証結果として確認できるほか、Enterpriseプランで提供されているSSO・IP制限・専用データベースといった機能面と組織的統制の両面から評価が可能となり、導入検討にかかる時間の短縮が見込まれる。
同社は今後、一定期間の運用状況まで評価するSOC 2 Type 2の取得を目指すとともに、ISMS(ISO/IEC 27001)やプライバシーマークの取得推進、不動産向けAI「knock knock」や空間ビジュアライゼーション「VISIOAL」など他サービスへの展開も検討していくとしている。
株式会社SAMURAI ARCHITECTSについて
- 会社名:株式会社SAMURAI ARCHITECTS
- 所在地:東京都港区南青山3-4-7 第7SYビル201
- 代表者:代表取締役CEO 加藤利基
- 設立:2022年4月1日
- 事業内容:「Space Design × AI」を掲げ、建築特化の画像生成AI「Rendery」等の開発・提供
- サービスサイト:https://www.rendery.app/
- 公式サイト:https://www.samuraiarchitects.com
本記事は株式会社SAMURAI ARCHITECTSの発表をもとに作成しています。
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