BS12が美空ひばり特集第2弾を10月1日に放送 未公開ジャズ映像も紹介
BS12『船越英一郎の昭和再生ファクトリー』において、2週連続で送る美空ひばり特集の第2週「不死鳥物語」が10月1日(木)よる9時から放送されます。制作はひばりプロダクションが担当し、長男でひばりプロダクション社長の加藤和也がナビゲーターを務めます。番組ではテレビ初公開となるジャズ歌唱の秘蔵映像のほか、20代後半から晩年まで深く関わった人々の証言を通して美空ひばりの素顔を紹介します。
後援会が明かす苦難の舞台裏と病床からの手紙


番組には、美空ひばり後援会を支えてきた会長の網中紀子さんと大阪代表の尾松不美江さんが登場します。後援会が最初で最後に主催した「美空ひばり芸能生活30周年記念 中野サンプラザ公演」の知られざる舞台裏が語られます。
当時、ひばりは弟・哲也の不祥事をめぐり、舞台共演から下ろさなかったことで全国的に会館から公演を断られる苦難の中にありました。番組では、東京ドーム「不死鳥コンサート」を前に、4ヶ月に及ぶ療養を経て病床のひばりから後援会へ送られた昭和62年11月2日付の手紙と「一生感動!!」と記された色紙が初公開されます。



美空ひばりと4,000回以上ものステージを共にしたギタリストの湯藤温夫さんが出演します。湯藤さんは、バンド加入当初からひばりに演奏への注文をつけられることなく、互いの呼吸が合うまで待ってもらえたと振り返ります。
番組では、長年ひばりの歌を近くで支え続けた湯藤さんの証言とともに、阿吽の呼吸がうかがえる日本武道館コンサートでの「悲しい酒」の模様が紹介されます。
元日本コロムビア宅間正純氏が語る名曲とテレビ初公開映像
『愛燦燦』『みだれ髪』『川の流れのように』など晩年の楽曲を担当した元日本コロムビアディレクターの宅間正純氏が登場します。宅間氏は、ひばりが提案に対して意見や拒絶をすることなく各分野のプロを信頼する姿勢を持っていたと述懐します。
また、シングルを別の楽曲で進めていた際に、ひばり本人から「『川の流れのように』にしてもらいたい」と申し出があって急遽変更されたエピソードも明かされます。さらに、帝国ホテルで歌われた4ビートのジャズ歌唱の記録映像がテレビ初公開されます。
石井ふく子氏の追想と加藤和也社長の思い

プロデューサーの石井ふく子氏は、プロとしての姿勢や舞台に懸ける気迫、一人の女性としてのひばりの人柄を涙とともに語ります。

ナビゲーターを務める加藤和也社長は、母の20代後半から旅立ちまでを知る人々の話を通じて、仕事や人への向き合い方を改めて見つめることができたと振り返っています。周囲のプロを信頼して自分の役割に責任を持ち、人を信じてファンと家族を愛した生き方が不死鳥と呼ばれた由縁であると述べています。


本記事はひばりプロダクションの発表をもとに作成。

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