ザ・マッカラン、200周年を記念した新作ウイスキー「TIME : SPACE COLLECTION」を発表
スコットランドのウイスキーブランド、ザ・マッカランは創業200周年を迎えるにあたり、”タイムトラベル”をテーマにした2つのユニークな新作ウイスキー「TIME : SPACE COLLECTION」を発表した。
「TIME : SPACE」は、1940年に蒸溜され84年熟成されたものと、2018年に蒸溜され5年熟成された2種類のウイスキーが含まれる。5年熟成のものは、新しいザ・マッカラン蒸溜所で作られ、初めて世に出るウイスキーだ。容器は2層に分かれており、外側には1940年ヴィンテージが収められ「過去」を、中央のセクションには2018年ヴィンテージが収められ「未来」を表現している。
「TIME : SPACE Mastery」は、200年の歴史を持つザ・マッカランの卓越したインベントリーから厳選した14種類の樽を使い、複雑なレイヤーを実現させたシングルモルトウイスキー。円形のボトル容器は、過去から未来へと続く終わりなき旅を表現し、ケースは鮮やかな赤色で彩られ、最も貴重で繊細なものを200本のスパイクによって守る姿を表している。
ザ・マッカランのマスターボトラー、カースティーン・キャンベル氏は「1940年代のストックを選び、200周年を祝うことができるということは私にとってこのうえなく名誉なことでした。80年以上前につくられたウイスキーの香りを確かめ、味わい、選ぶことは、ウイスキーづくりにたずさわるものとして非常に稀な機会であり、私にとって大切な瞬間となりました」とコメントしている。
「TIME : SPACE Mastery」のリードウィスキーメーカー、ユーアン・ケネディ氏は「TIME : SPACE Masteryは200年の歴史を包括する唯一無二のウイスキーで、14種類の樽から複雑なレイヤーを持つ深い風味を創り出しています。過去の職人たちに触発され、私たちはインベントリー倉庫の隅々まで探求し、樽のシーズニングやオークの起源、樽のサイズ、蒸溜所のキャラクターなどが複雑に影響し合う様子を、一つのボトルに凝縮しました」と語った。
ザ・マッカランは1824年の創業以来、品質とクラフトマンシップへのこだわりを特徴としてきた。シェリー酒で味付けされた特別なオーク樽によって、それぞれのウイスキーは自然の色味と卓越した品質、また際立った個性を持っている。