Algomaticとグッドパッチ、AIプロダクトのデザイン・開発支援サービスを開始

株式会社Algomatic(以下、Algomatic)と株式会社グッドパッチ(以下、グッドパッチ)は、AIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始した。

2022年にChatGPTが公開されて以降、世界中がAI技術の可能性に注目している。しかし、総務省の調査研究によると、日本国内では生成AIを自社製品やサービスに組み込んでいる企業は34.6%にとどまり、その中で「効果が出ている」と回答した企業はわずか14.1%だった。また、生成AIを使用している国民の割合は9.1%で、諸外国と比べて低い水準となっている。

この背景には、AIプロダクト開発に必要なデータ整備や技術的アプローチのノウハウを有する企業が少ないことや、PoC(概念実証)段階でリリースされた後に検証や改善がなされていないこと、ユーザー体験を考慮した設計がなされていないことなどが挙げられる。

そこで、生成AIに特化した事業開発を行ってきたAlgomaticの技術力とデータ活用ノウハウ、UI/UXデザインを強みに顧客起点の体験設計やビジネス課題解決を行ってきたグッドパッチの実績と知見を生かし、両社は共同でAIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始した。

本サービスでは、AIを組み込んだプロダクトを開発する企業や開発を検討・計画している企業に対し、障壁となる課題を特定し、技術および体験設計の両面から伴走支援する。具体的には、課題探索ワークショップ、AIに適したデータの整備、ユーザーインサイトを捉えたUI/UXデザイン、最新の技術知見を基にした仮説検証、AIプロダクトが「活用されること」を見据えたプロダクト開発・デザイン組織の構築など、課題に応じたソリューションを提供する。

グッドパッチは、本サービスを通じて多くの人々に活用され続けるAIプロダクトの開発を支援することで、人とAIの共生・共創をデザインしていく。

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