東証プライム企業の2026年年末一時金は平均90万4816円 労務行政研究所調査
民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所(理事長:猪股 宏)は、東証プライム上場企業を対象に実施した2026年年末一時金の妥結水準調査結果をまとめた。全産業ベース(175社、単純平均)の妥結額は90万4816円となり、対前年同期比で4.2%増となった。支給月数は全産業192社の平均で2.60カ月となっている。
支給水準は全産業平均で90万4816円
東証プライム上場企業の2026年年末一時金の支給水準は、全産業175社の単純平均で90万4816円となり、対前年同期比で4.2%増加した。
産業別に見ると、製造業は4.3%増、非製造業は3.5%増となり、ともに前年同期を上回る結果となった。
妥結額は2022年以降5年連続で増加
年末一時金妥結額の推移をみると、コロナ禍の影響を受けた2020年と2021年は対前年同期比でマイナスとなったものの、2022年に8.5%増と大幅なプラスへ転じた。以降、2026年まで5年連続で増加が続いている。

支給月数の水準は平均2.60カ月

支給月数は全産業192社の平均で2.60カ月となった。同一企業で比較した場合、前年同期(2.59カ月)を0.01カ月上回っている。
最高月数は4.26カ月(前年同期4.17カ月)、最低月数は1.50カ月(同0.90カ月)で、いずれも前年同期の水準を上回った。
調査の概要
- 調査名:「2026年年末賞与・一時金の妥結水準調査」
- 調査対象:東証プライム上場企業のうち、原則として労働組合が主要な単産に加盟している企業(持ち株会社が東証プライム上場企業の場合、その主要子会社を含む。業種分類は東洋経済新報社『会社四季報』をベースとし、「商業」は卸売業、小売業を含み、「情報・通信」にはIT関係のほか、新聞、出版、放送を含む)
- 集計対象:調査対象のうち、調査時点で2026年年末賞与・一時金を妥結・決定しており、「2026年年末」「2026年夏季」「2025年年末」の三者の金額または月数が把握できた企業(組合)
- 集計社数:金額集計は175社、月数集計は192社(2026年8月24日現在)
- 集計対象範囲と集計方法:原則として組合員1人当たり平均(一部「年齢ポイント」「標準労働者」「全従業員平均」による妥結水準を含む)。単純平均(各社1人当たり平均を単純に足し上げ、集計社数で除した)により集計
- 調査時期:2026年3月18日~8月24日
本調査の詳細は、同研究所編集の『労政時報』第4127号(26.10. 9)および「WEB労政時報」(有料会員限定記事)で紹介される。また、以下のURLに詳細PDFが掲載されている。 https://www.rosei.or.jp/attach/labo/research/pdf/000091505.pdf
本記事は一般財団法人 労務行政研究所の発表をもとに作成しています。
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