タクマが蓮田白岡環境センター焼却施設の設備改良工事を受注 20年間の延命化へ
兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社タクマ(社長:濵田州朗)は、埼玉県蓮田市および白岡市で構成される蓮田白岡衛生組合から、蓮田白岡環境センター焼却施設(埼玉県白岡市)の基幹的設備改良工事を受注した。
本工事はごみ処理を継続しながら主要設備の更新などを実施し、施設の20年間の延命化を図るとともにCO₂排出量の削減などを目指すものである。
施設長寿命化とCO₂削減に向けた背景
国内で稼働中の約1,000のごみ処理施設のうち7割以上が稼働から20年を超えている(令和8年3月27日付 環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和6年度)について」)。
これを受け、施設の建設から稼働、廃止までに費やされる生涯費用の総計であるライフサイクルコスト低減の観点から、耐用年数の長い建屋は活用しつつプラントを構成する重要な設備や機器を大規模に更新・改良する長寿命化が求められている。また、省エネ技術の導入によるCO₂削減等を目指す基幹改良工事の手法は、環境省の「廃棄物処理施設長寿命化総合計画作成の手引き(ごみ焼却施設編)」(令和3年3月改定)でも推奨されており、多くの自治体で導入が進んでいる。
主要設備の更新と防災機能の強化
今回の工事ではごみ処理を継続しつつ、施設内にある3つの焼却炉のうち2炉を対象として、定期的な維持管理や修繕では実施が困難な燃焼設備や排ガス処理設備など主要設備の更新や補修を行い、20年間の延命化を目指す。
さらに、電動機の高効率化やLED照明への更新等を通じて使用電力を削減し、CO₂排出量の3%以上の削減を目指す。また、ごみ投入扉や焼却灰排出能力の増強を行うことで、災害対応に向けた強じん化も図る。
株式会社タクマは、国内最多となる約380施設の受注実績と多数の運営実績を生かし、施設の更新や延命化工事、地域に寄り添った施設運営など多様なニーズに応えることで、安心・安全なごみ処理の実現に寄与していくとしている。
工事および施設の概要
- 発注者:蓮田白岡衛生組合
- 受注者:株式会社タクマ
- 工事名:蓮田白岡衛生組合(ごみ焼却施設)基幹的設備改良工事
- 工事場所:埼玉県蓮田市根金53
- 施設概要:処理能力:90t/24h×3炉、処理方式:ストーカ式、既存施設竣工:1995年2月
- 主な工事内容:燃焼設備や排ガス処理設備など主要設備の更新
- 契約工期:2026年7月~2029年12月(3年6か月)
本記事は株式会社タクマの発表をもとに作成。
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