FIXERがGaiXerに最新LLM「Claude 3 Opus」を搭載
クラウドネイティブカンパニーである株式会社FIXERは、Amazon Web Services社が4月16日に発表したAnthropic社の最上位の大規模言語モデル(LLM)「Claude 3 Opus」を、エンタープライズ向け生成AIプラットフォーム「GaiXer」に搭載したことを発表した。
FIXERは、最先端のLLMをGaiXerに迅速に搭載することで、その機能を大きく進化させてきた。これまでにOpenAI社のGPT-3.5、GPT-4、GPT-4 Turboや、Anthropic社のClaude 2、Claude 2.1、Claude 3 Haiku、Claude 3 Sonnet、Meta社のLlama 2、東京工業大学および産業技術総合研究所によるSwallow、NTTのtsuzumiなど、国内外の高性能のLLMを積極的に採用してきた。
「Claude 3 Opus」は、Anthropic社の最上位モデルで、複雑なタスクにおいて最高レベルのパフォーマンスを発揮し、人間らしい理解力で対応するLLMだ。FIXERは、4月16日の発表後、これまでの生成AIプラットフォーム開発ノウハウを活かし、GaiXerへの早期搭載を実現した。
本搭載は、4月19日より提供を開始しており、ユーザーはGaiXerのユーザー画面より「Bedrock Claude 3 Opus」を選択することで利用できるようになる。
GaiXerは、複数のLLMを選択することができ、主要かつ最新のLLMの「いいとこどり」が可能なサービスだ。FIXERは今後もAIの最新技術を積極的に取り入れ、より効率的かつ効果的な生成AIの活用を支援していく方針だ。
FIXERは、創業以来培ってきたAIやクラウドに関する知見を活かし、顧客により高度な生成AIプラットフォームを提供し、ビジネスの革新とDXの実現に貢献していく。
GaiXerは、ChatGPTなどに代表される生成AI技術を活用した行政・企業向けサービスで、日々進化するLLMをメニューから選択して実行、結果を比較することで最適なモデルを選択できることが特徴だ。Azure OpenAI Serviceを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能を通じ安全に利用できるセキュリティを備えている。