アジア大会ハンドボール男子 日本が韓国を破り16年ぶりの銅メダル獲得
愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館 エントリオで2026年9月29日、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)のハンドボール競技男子3位決定戦が行われ、男子日本代表「彗星JAPAN」が韓国を37-32で破り、銅メダルを獲得しました。日本男子による同大会でのメダル獲得は2010年の広州大会以来16年ぶりとなります。また、アジア競技大会において日本が韓国に勝利を収めたのは、1982年のニューデリー大会以来44年ぶりとなりました。
立ち上がりから主導権を握り前半をリード


試合は日本が吉野樹の得点で先制し、中田航太のウイングシュートや吉野樹の2点目などで4-1と先行しました。日本は2分間退場で数的不利となった時間帯にもGKを下げてコートプレーヤーを6人にする攻撃を選択し、玉川裕康や後藤隼が得点を重ねます。GK中村匠の好セーブも続き、試合開始9分で8-2と点差を広げて韓国にタイムアウトをとらせました。



その後は相手に連続得点を許す場面もあったものの、中田航太の速攻や、自らの得点と渡部仁へのアシストを記録した田中大介の活躍でリードを維持します。守備面では市原宗弥が体を張ったブロックで相手のシュートを阻み、22分には16-9と点差を7点に広げました。終盤には退場者を出す苦しい時間帯もありましたが、終了間際に藤坂尚輝の突破から蔦谷大雅が決めるなどし、17-12の5点リードで前半を終えました。
後半の反撃を退けて37-32で勝利
後半は立ち上がりに吉野樹の得点で19-13とリードを広げたものの、直後に韓国の3連続得点を許して19-16と3点差まで詰め寄られました。しかし、中田航太と部井久アダム勇樹の得点ですぐに主導権を引き戻します。
4点差前後での攻防が続く中、途中出場した藤坂尚輝の3連続得点で28-21と突き放し、韓国を再びタイムアウトに追い込みました。終盤にかけても田中大介のカットインや渡部仁の得点で優位を保ち、24分には35-28とリードを拡大します。GK中村匠が要所でシュートを防ぎ切り、最終スコア37-32で逃げ切りました。
44年ぶりの韓国戦勝利と16年ぶりのメダル
日本は2018年のジャカルタ・パレンバン大会の3位決定戦において23-24で韓国に敗れてメダルを逃していましたが、今大会で8年越しの雪辱を果たしました。今大会の男子日本代表はトニー・ジェローナ監督が指揮を執り、通算4勝2敗の成績で大会を締めくくりました。
本大会における日本の試合結果は以下の通りです。
- 9月20日(日)予選ラウンド:中国 ○ 31-27
- 9月21日(月・祝)予選ラウンド:ホンコン・チャイナ ○ 44-17
- 9月25日(金)予選ラウンド:カタール ● 28-37
- 9月26日(土)準々決勝:クウェート ○ 37-32
- 9月28日(月)準決勝:バーレーン ● 31-35
- 9月29日(火)3位決定戦:韓国 ○ 37-32
本記事は公益財団法人日本ハンドボール協会の発表をもとに作成しています。
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